2007年8月20日月曜日

目的と目標

      湘南の朝、今日もパチリ湘南海岸・茅ヶ崎の海を5年9ヶ月にわたりほぼ毎日、ではなく毎朝欠かさず撮り続けている地元写真家・高橋昭和さんの紹介が、先日の朝日新聞に載っていました。早速、ウエブサイト「茅ヶ崎熱血情報」に飛んで見ました。午前10時、今朝の撮りたての写真が載っているではありませんか?高橋さんは熱血カメラマンで、自宅を出るのが午前2時過ぎ。自転車に乗って海岸に乗りつけ、デジタルカメラで撮影を始める。午前5時半まで海岸をくまなく歩き、午前8時過ぎには、自分のウエブサイトに載せている。湘南の情景を毎日見ることが出来るので評判になり、最近のアクセス数1日3千件との由。「茅ヶ崎の風景は、刻一刻と変化し、一度たりとも同じ情景はない。海は、毎日私に力を与えてくれる。忙しい人ほど、この海に来て幸せになってほしいね。」高橋さんは、目的意識の一旦を語っておられた。74年ぶりに国内最高気温40.9℃を記録し、厳しい暑さにうんざりしている中、とてもさわやかなサイトでした。   
        
        目的と目標誰しも行動を起こすときは、何らかの目的意識を持って行動します。その目的意識もしっかりとしたものでないと長続きしません。目的意識は、さらに具体的な目標をもって取り組む必要があります。教会の目的は、神から与えられた「礼拝」「交わり」「弟子づくり」「ミニストリー」「伝道」で、重要なキーワードは「目的とバランス」です。良い目的を考えることは、なかなか難しいものですが、見つけることが出来れば、それに基づいて目標を定め、具体案を考え出すことが出来ます。すなわち、目的 → 目標 → 具体案 と進んでいきます。幸いなことに、教会としての目的は神から与えられています。それについて、各教会の状況を把握し目標を考えるのです。教会として、各目的について目標を定めて取り組み、5つを“バランスよく取り組む”ことが重要な鍵です。今年は、「礼拝」に力を入れます、「交わり」を深めましょうというだけでは、単なるスローガンにしか過ぎません。目標を定めて、具体案を示していきます。そのことによって、“バランスよく取り組む”ことについて行動できるレベルになるのです。目的と目標の定義について辞書を引いてみますと、目的とは「実現しようと目指す事柄、行動のねらい」であり、目標とは「行動を進めるにあたって、実現達成を目指す水準」とあります。目的が明らかになると、それについて具体的な目標すなわち実現を目指す水準を定めます。少し言葉を変えますと、目的の内容をより具体的に分けれないか、分離できないかを考えると言うことです。そして目的・目標を実現する具体案すなわち実行計画を考えるのです。この具体案の良し悪しが目的・目標を実現できるかどうかを左右するわけですので、ここが一つのがんばりどころです。

ある教会の今年の方針と計画書なるものを見せていただきました。そこには、「2007年度の御言葉と方針」が書いてあり、この教会では、「人生を導く5つの目的」を使ってスモールグループを始めています。教会の目的に5つの目的をしっかりと掲げて、それぞれの目的毎に具体的な目標を掲げてありました。たとえば、
礼拝―――全会員の礼拝出席を目指し、第3番目の水曜礼拝(10時30分)を始める
交わり―――スモールグループ(2年目)の拡大と深化、互いに祈りあう教会を目指す
等々が掲げられ、これらについて更に具体的な説明すなわち具体案が示されていました。たとえばスモールグループ(2年目)の拡大と深化については、どのように拡大を図るのか?深化していくのか?が書いてありました。具体的にはこのようにやっていくという案がありました。これで、スローガンだけでなく具体的にどうするかがはっきりします。それらを着実に一つ一つ実行していきますと、おのずから成果が見えてくることでしょう。長年、人材教育・人材開発の仕事をし色々と見てきましたが、伸びる組織、伸びる人材は、目的と目標がはっきりしていて、それに基づく具体案を着実に実行していることを見ることが出来ます。教会もこれが基本なのです。

このように計画した目的・目標は、目的毎の目標レベル・深化の具合がまちまちです。それは、各教会の歴史の中での現在の状況であり、それが土台です。教会として、その現実を踏まえて具体的な目標を毎年立案し実行していきますと、次第に全体のレベルが整い、バランスが取れてくることでしょう。目的とバランスは、実は教会だけのことではなく、私たち一人ひとりにとってもまた大切な事柄です。

2007年8月20日     小坂圭吾     (PDキーワード:目的とバランス)