2008年8月12日火曜日

喜び 「夢を持つ」

北京オリンピック北京オリンピックが始まりました。開会式の一糸乱れぬ整然とした演技に始まり、日々、興奮と感動を与えてくれています。オリンピック選手たちは、夢と希望を持ち、4年に一度しかないオリンピックに向け、具体的な目標に向かって大変なトレーニングに励み大会に臨んでいます。昨日は、北島康介選手(25)が男子100メートル平泳ぎ決勝で世界新を出し2大会連続の金メダルを獲得しました。金メダルを取った前回は「チョー気持ちいい」のコメントでしたが、今回はテレビカメラの前に立ち、タオルで顔をぬぐいましたが、しばらくタオルを顔に押し付けたまま動かず、目に涙で10秒近く声が出てきません。「―――すいません。何も言えない。―――最高っすね。」止まらない涙をふきながら、一言ひと言を区切るよう話してくれました。超人と言われる北島選手ですが、挫折や故障、いくつもの逆境を乗り越えてきたのです。彼の乗り越えてきたプロセスを見ますと、まず素直に努力する姿勢が挙げられます。そして、子供たちと一緒に泳ぎ水泳の基本を教える中で、子供たちからパワーをもらっている姿が浮かんできます。挫折や故障がある中で、子供たちから最高の元気をもらって感動し、復調したことが伺われます。金、そして世界新―――という夢と希望をもち具体的な目標を実現し涙した北島選手、私たちにも興奮と感動を与えてくれました。

       夢がある者には? 夢、希望、目標について、もう10数年前になりますがうまくまとめた1枚のものを入手しました。どなたがまとめたかは不詳です。
      夢
 夢がある者は、希望がある。  希望がある者は、目標がある。
 目標がある者は、計画がある。 計画がある者は、行動がある。
 行動がある者は、実績がある。 実績がある者は、反省がある。
 反省がある者は、進歩がある。 進歩がある者は、夢がある。  
 
実に素晴らしいサイクルになっています。一般によく言われる“PLAN→DO→CHECK→ACTION”というPDCAのサイクルになっています。この考え方は、仕事ばかりでなく、個人についても何か実現していく際に使える考え方です。ここで、夢はビジョンに、希望は目的と言い換えてもいいでしょう。ここでいう夢とは、“将来実現させたいと思っている望み”のことです。夢よりも希望、希望よりも目標のほうが、すぐに実現が可能なこと、具体的な事柄ということができます。オリンピック選手たちの努力、節制を見るときに、彼らの目標は明確で、それに向かって一生懸命走ります。厳しい自己訓練をし、無駄な事を排除し栄冠を勝ち取るためにやるのです。パウロの生き方について、次の聖書の御言葉が思い起こされます。

「優勝するためには、あらゆる努力を払って節制する。地上の競技においてそうするのなら、まして、天国の競技である信仰生活においては、なおさらではないか。だから、私は目標の分からないような走り方をしないし、無駄なことは一切しない。私は、競技の選手のように、厳しい自己訓練をする。」(コリントⅠ 9:25-27 現代訳)

私たちは、天国に向かって走っている者ですが、何と無駄なことが多いことでしょうか?もっとシンプルな生活をするようにとの教えは、ズシンと来るものがあります。

2008年8月12日    小坂圭吾