2008年3月10日月曜日

健康余話「歯を磨く→人格をみがく(1)」

         花粉症の季節花粉症の季節になり、昨今は花粉に加えて黄砂が中国から飛んできて、3-5月には日本列島を覆います。花粉症の方は、日本全体で15%くらい(場所によっては20%くらい)はあると聞いています。私も花粉症とは長い友達付き合いで、神奈川県南足柄市にある工場に10数年も勤務していた折に花粉症にかかりました。箱根の外輪山、分けても大雄山という山に大きな杉の木があり、3月ころになると南足柄市の家々の屋根は黄色くなります。風が激しいときに大雄山の山を見ると、花粉が吹き上げているのが分かります。昨今は、良い点鼻薬や目薬が出来ていますので、きちんとそれらを使い手当てを毎日しますととても楽に過ごせます。この苦しさ、いやなことは、経験者でないと理解できませんね。

先月、数年ぶりに十分説明をしてくれる医者に行きましたら、「1月にはいると早くから点鼻薬と目薬を毎日決められた時間にさしておれば、ほんとに楽に過ごせる。5年も経つとかなり軽くなる。飲み薬はもうほとんど使わないよ」と教えて下さいました。そうか、それで私も軽くなったのだと分かりました。花粉が飛び始める早い時期から予防を始めれば効果があり、鼻水やくしゃみが出だしてあわてて治療してもその年は手遅れであると強調していました。納得のいく説明を受けて感謝でした。何事も早い準備が必要なことを思わされました。
                   
           歯を磨く ところで、今日の健康余話は「歯の健康」について書いて見ましょう。私たちは毎日歯を磨いています。朝起きてから、そして寝る前の少なくとも2回、あるいは1回の方もあるかもしれません。私の場合は、簡単ですが食後にも磨きますので1日に3-4回程度になります。歯の磨き方は、分かっていますか?ほとんどの方が分かっていると答えるでしょう。どっこい、分かっていないのですね。分かっているつもりになっている!実は、私もそうだったのです。

もう10数年前にさかのぼるお話ですが、ぜひお聞きください。私は、歯については、以前から虫歯もほとんどなく丈夫であると自信がありました。歯医者にお世話になることはほとんどありません。ところが、歯の不調で歯医者に行ったところ、こっぴどく叱られました。歯槽膿漏(しそうのうろう)になっていたのを知らず、そのままにしていたのです。それ以後、歯磨きは徹底するようになり歯槽膿漏は治りました。

10年ほど前からは少なくとも一年に一度歯医者に行って、歯の掃除(クリーニング)をしてもらうようになりました。歯の掃除をしてもらい、終わった後で歯の磨き方、特に自己流で悪い所についての指導があります。なるほどこうすればいいんだなと分かったつもりになって帰宅します。翌日から、教えられたことをその通りやっていきますが、時間が経つといつの間にか自己流になっているのです。翌年、歯医者に行ってまた歯磨きの指導を受ける羽目になるのです。なにしろ、自分で鏡を見ただけでは、良いか悪いかはわからないのです。先日も歯医者に行ったところ、指導されているとおりに綺麗に磨けているということでお褒めの言葉を頂きました。「100歳までこのまま使っていきましょう。」と励まされ、「まだまだ先の事ですが…。そうしたいですね。」と答えながら嬉しくなりました。数年前は、「90歳までこのままでーー」と言っていた歯医者さんですが、今回は10年も延ばしたがいいのかな?と思いながら帰宅しました。

     歯の磨き方をご存じですか?毎年歯医者に行く度に、歯磨きのやり方を教わります。自己流で悪いところについては、必ず指導を受けました。歯の磨き方は、①歯本体をしっかり磨く、②歯と歯の間を磨く、③歯の基を磨く、の3つが大切です。歯医者に行くと徹底してこれをやってくれ、掃除が終った後はピカピカで気持ちよくなります。毎年一回は歯の掃除(クリーニング)をしてもらい、歯の磨き方を指導してもらいましたので、指導を受けてから数年後にはやっと分かった、出来るようになったと思います。それまでは、歯の磨き方が分かってなかったように思います。分かったつもりになっているに過ぎなかったようです。「歯を磨く」ことの指導を受けて、これは「人格をみがく」ことに通じるものがあると感じました。次回は、このことを少し詳しく書いていきましょう。 (続く)

2008年3月10日    小坂圭吾