2008年7月7日月曜日

今を生きる 「最高の人生を見つける」

                   
      感動し涙を!
先月(6月)上旬に「最高の人生の見つけ方」の映画を見ました。映画評などから見に行きたいなと思いながら少し遅れて実現し、雨の中でしたが、コーヒーを持って映画館に入りました。シニア世代の私には、我が人生を振り返りつつで感動しました。涙もろい性格ですので、映画館で久しぶりに泣きました。あらすじは、次の通りです。

実業家で行儀の悪い大富豪エドワード(俳優:ジャック・ニコルソン)と、教養人で家族のために地道に働いてきた自動車整備工カーター(俳優:モーガン・フリーマン)は、癌に侵されて同じ病室で知りあった。共に余命は6か月。カーターの枕元には、いつも妻がいるが、エドワードの枕元には世界最高のコーヒーを淹れる器具と忠実な秘書だけである。あるとき、カーターが棺桶(かんおけ)に入る前にやっておきたい夢を作り(棺桶リストと言う)、エドワードがそれを見て付け加えた。二人は意気投合し、やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出する。“やりたいことリスト”を手に、ピラミッド、ヒマラヤを周り、レーシングカーでの対決やスカイダイビングに挑戦等々、さまざまなことに挑戦する。お金は、大富豪エドワードが負担し、死を意識した初老男性2人が、残りの人生を生き生きと駆け抜ける。感動ストーリーをさわやかなユーモアで描き、2人の友情とすがすがしい笑顔に、思わずほろっとさせられます。

     一番大切なことは?
夢の実行が次々と実現する過程で、二人の人生観が見えてきます。大富豪エドワードは、4度も結婚し巨額の利益を一代で築いた行儀の悪い人物として、一方の自動車整備工カーターは、物静かで夢をあきらめたが、神様を敬い家族を大事にする信仰心のある人として、同じ運命を持った二人が旅する中、掛け値なしの自分をさらけ出します。そんな中で、二人はかけがえのない友情を築いていくのです。それを通して、それぞれが心から求めているもの、一番大切なことについて見出していく、再確認していくのです。「最高の人生とは何か?」と考えたかどうかは分かりませんが、一番大切なことは、人とのきずな、家族・友達と言うお金では買えないものを得ることだということです。そこにこそ、心から生きている喜びを感じる場があるのです。


       心のふれあい
誰も「最高の人生」を送りたいと願っています。そのために、色々なことに精を出し、努力しています。毎日多忙な生活をしている私たちは、目先のやるべきこと生活に追われていることも現実です。20代、30代、40代には、とにかく走っている自分の姿です。その自分に「どんな人生を送りたいの?」と聞いてみたいですね。30代、40代の私には、トウトウとした答えが返ってきます。その答えを聞いて、「欠けている事があるのでは?」と今なら答えることでしょう。20-50代にかけて、一番欠けること、後回しにしがちなことは、「人との関係」です。「関係こそ人生の全てである」と聖書では述べています。とかく、人よりも物を重視している自分があります。子どもたちや妻との時間は見つけるようにしている、親に対しては時間を少しは割いている、他の人のために時間を作る努力をしているなど、たくさんの仕事や用事と比較すると低い優先順位に置かれ、生活のほんの一部に過ぎないのです。その時間を仕方なく、後から無理やりスケジュールにいれているのが実情です。私の場合、それでも家族に対して配慮したと思いますが、「人生におけるもっとも重要なことは、関係である!」との考えは、残念ながらありませんでした。50代後半になって、やっと目が開かれたのです。ある人が「本当の友達、何でも相談できる友が何人いますか?」と聞きました。この質問にはハッ!とさせられますね。妻との関係、子供との関係、親・兄弟との関係、友達との関係、仕事上の関係の中で、物を重視ではなく人を重視した関係、このための時間を割きたいと思います。

「鉄で鉄を研ぐように、人の心も他の人の心との触れ合いによって成長する。」
(箴言27:17 現代訳)

2008年7月7日(七夕の日)    小坂圭吾