2012年5月19日土曜日

感謝 「ほどほどにする」

     今年の春は長い!
今年の春は、いつになく春らしくかつ長く感じられます。春の気配から始まり、樹木が芽を吹き、色々なお花が咲くその進行を体いっぱいに感じています。4月上旬には、カナダからのお客さんのホームステイもあり、狭い庭ながら心をこめて庭の手入れをしました。幸いにも、今年の桜の開花がかなり遅くなり、桜や色々な花が咲いている頃に来日していただきました。

桜は、実はお隣の家の大きな桜の木なのです。“借景(しゃっけい)”と言って、日本庭園において、庭園外の風景を景観として利用すること,あるいはその風景をさします。したがって、両隣の庭木等の素晴らしい景色を、我が庭のように楽しませていただいています。

4月中旬から5月にかけて、近所の公園や我が家の庭で色々な花が咲き、「良く咲いてくれた!」と言いながら、感謝の思いで鑑賞しました。我が家では、20数年も大きな木の陰にあったボケと土佐ミズキを、日当たりの良いところに移植したところ、今年は、立派な花を咲かせてくれ、感動でした。今は、お隣からいただいたシランの花が咲き誇っています。

     体調悪し
5月連休になり「さあお休みだ!」とほっとしたのか、連休の半ばから、体調の思わしくない日々を過ごしました。寝込んでいるわけでもなく、まあ3-4日で回復するだろうと思いきや、なかなか本調子になりません。体調不良が幸いして、春の木々の成長やお花の咲き具合をしっかり観察することが出来ました。連休明けに知人のWさんからメールが入りました。

「こんばんわ。連休はいかが過ごされましたか?私はもっぱら疲れとりでした。さて、そろそろ『霊的成長講座』を本格的にPRしようと思います。」

そうか、Wさんも疲れておられたので、疲れ取りだっただろうね。「私も全く同じような過ごし方でした」と返事!このブログを書いている今、やっと回復したとの実感です。

今回の体調不良について、手帳に赤ペンで“チョイ悪メモ”として記入しました。そればかりか、猛反省!!要するに、年齢相応に衰えて来ていることをあまり考えずに、色々とやりすぎなのです。自分の反省に加えて、コンサルタント(わが妻)の鋭いコメントも追い打ちをかけます。(良く見ていますね。)PDJの仕事に加えて、今年から「人生の目的講座」それが終わると「霊的成長講座」の準備、さらにTPCの礼拝説教と増えましたが、何かを削るわけでもなく、そのままやり抜きました。どうもいい加減が出来ない性格なので、とかく全力投球になり、体も心も疲れたに違いありません。今年の目標は、“ゆっくり&のんびり『Slow Life』をめざす”となっていますが、少しもそうではありません。

             『老い』には寄り添う
考えてみれば、第二の現役・PDミニストリーを始めた時に「これからは“生涯現役”だ!」と生意気な考え方を振りかざして、走り始めました。親しい知人から「やりすぎるなよ!」と何度も警告の声がかかります。今回の猛反省は、「やりすぎで、もういい加減にせんかいな!」と言うところ。要するに健康のためとスポーツやりすぎ!自己啓発に取り組みすぎ!仕事が多すぎ!と言うところです。      

ちょうど今、「大往生したけりゃ医療とかかわるな~『自然死』のすすめ」(中村仁一、幻冬舎)という本を読んでいました。私の親族にがんの治療をしている方があり、その家族のために参考になるのではと思って読んでいました。参考になることが多いのですが、それ以上に、私自身に一番効き目のある本でした。

「『老い』には寄り添い、『病』には連れ添う。『死』には妙にあらがわず、『医療』は限定利用に心がける。これが年寄りの楽に生きる王道である。」

『老い』については、まだ縁が遠いぞと思っていますが、これがそもそもの間違い!60歳代も後半になれば、素直にそれなりの歳であると認めるときですね。それが、まだまだと体を鍛えることに心掛け、スポーツやストレッチのやりすぎです。本を読むことや集中力も衰え、記憶もままなりません。すぐに疲れが出て来るのは、自然な成り行きです。60歳以前のような生活スタイルでは、心も頭も体も持ちません。年齢に合わせて“ほどほどに生きる”ことの感謝について、教えられました。今度は“Slow Life”で生きていく事が出来そうです。警鐘を鳴らせてくれた体調不良に、感謝しています。

「物事は、ほどほどでなければならない。」(箴言25:27 現代訳)
2012年5月19日    小坂圭吾