2007年9月19日水曜日

親密な交わり

           ハウスチャーチ  
産経新聞8月23日号に「ハウスチャーチ」の特集を掲載しているとリバイバル新聞で読み、早速調べてみました。最初図書館に行きましたが、新聞は2日分しか置いてなく、産経HPに飛びました。作家の坂本龍が12チャンネル「カンブリア宮殿」の番組で「調べるときは、図書館よりもいまやHPかグーグルでおおよそ要が足りる」と言ったことを思い出します。
“米、曲がり角の福音派 礼拝は家庭で…勃興する「ハウスチャーチ」”の見出しで始まり、福音派の巨大教会・メガチャーチが曲がり角を迎え、代わりに既存の教会には行かず家庭で礼拝を行う「ハウスチャーチ」が勢いを伸ばしていると紹介していました。その理由は、大人数を集めるメガチャーチに参加しても誰とも出会わず終わることも多く、“より親密な関係を求めて”参加するハウスチャーチの礼拝・交わりの様子を伝えています。「ハウスチャーチ」運動の推進団体である「有機教会」(カリフォルニア州ロングビーチ市)の代表ニール・コールさんは、ロサンゼルスのメガチャーチの職員や牧師の経験もあり、その後「有機教会」を始めました。「米国における福音派の内実が、決して健全なものではなかった。次々にメガチャーチが生まれ、福音派が成長しているように見えた裏で、小規模な教会が消えていった。信者の奪い合いに過ぎなかった。大組織の中では人々は疎外され、少なからぬ信者が不満を持っていた。」と述べています。この10数年の社会の急激な変化で、孤独で疎外される要素が増える中、親密な関係を求めるニードがますます強まっているのだと思われます。

         親密な交わり教会の目的を考えるとき、「交わり」は重要な一つです。健康な教会形成における霊的成長のためには、2種類の集まりが必要です。一つは、大きなグループとして関係する人がみんなで一堂に集まるいわゆる「礼拝」です。二つ目は、小さなグループとして親密な交わりのある「スモール・グループ」です。このスモール・グループこそが、親密な交わりを体験するには最適な場所なのです。健康な教会形成において重要なキーワードの3番目は、「スモール・グループ」です。サドルバック教会は、今やメガチャーチといわれる一つですが、教会の少ない地域で開拓を始め、教会につながってない人々だけにターゲットをしぼり、地域に根を下ろすことに力を注ぎました。未信者の方が教会に来てキリストを信じ、教会員の80%がサドルバック教会でキリストを見出したのです。大きく成長した秘訣のひとつは「スモ-ル・グループ」で、交わりを通して「温かさ」に成長しました。

    スモール・グループに加わるべき8つの理由ここで、スモール・グループ(以下略してSG)に加わるべき8つの理由について、ご紹介しましょう。(抜粋)

1.SGに加わることによって、聖書がより良く理解できる
礼拝説教や聖書講義などは、基本的に一方通行のコミュニケーション、まとまった情報を吸収する場合には適している。より個人的な適用を見出すための場としては、SGの方がすぐれており、質問や聖書本文に関するディスカッションもできる。他の人の経験や洞察を聞きながら、聖書の真理と自分の生活との関わりについて、新しい理解が得られる。聖書の真理は、個人的な生活の中に当てはめるべきもので、SGという環境が最も効果的に行われる。                                   
2.SGに加わることによって、神の家族の一員であるという実感を持つことができる
SGに参加している人たちの大部分の感想――「SGに出て最も良かったことは、親しい人間関係を築き、友情を深めることができた」。参加者同士の信頼関係が深まると、次第にグループ外でも連絡を取り合うようになり、電話やメールを通して緊急の祈り課題を分かち合うなど、文字通り人生をともに歩んでいく。このように人生経験を共有していく中で、自分の抱えている必要や問題が特異なものではなく、同じように悩みつつ生きていることを発見していく。互いの経験から励ましや教訓、慰めを見出していく。私たちは互いを必要としている。

3.SGに加わることによって、祈りがより意味深いものとなる
多くの人たちは、他の人の前で祈ることを躊躇する。しかし、6~12人くらいのSGの中でなら、神と会話をするように祈る方法を学ぶことができる。たとえば、示された人から短く祈りはじめ、「主の御名によって祈ります。アーメン」といって祈りを切ることなく、示された人が次々と祈っていく「会話の祈り」をしてみるのもよい。数人で共に祈ることにより、互いに親しくなり、生活のさまざまな必要に対する神の答えを受け取っていくことができる。         (続く) 
              
2007年9月20日     小坂圭吾     (PDキーワード:スモール・グループ)

2007年9月5日水曜日

人生の目的

         医者が青くなる
暑い夏もそろそろ終わりに近づいてきました。今年の暑さは、まことに厳しいものがありました。幸いにも、関東地区は、8月下旬から30℃を割るホッとする日が続いています。雨も降り、庭の花木や芝生そして野菜もやれやれといったところです。昨年から、猫の額ほどの庭で家庭菜園に精を出し、とれたての夏野菜を食べることを楽しんでおります。「トマトが実れば、医者が青くなる」と言うローマ(ギリシャ時代)の言葉があります。野菜の効能は言うまでもありません。夏の旬野菜の代表は、キュウリ・トマト・ナスで、連作しないように気遣いながら栽培しています。ぶらんぶらんと下がって実るので、通称“ぶらり野菜”というのだそうです。この野菜達は、夏の暑さで熱がこもった私達の体を冷やし快適に保ってくれます。夏バテしにくい農家の人たち、その秘訣は、この野菜達を一杯食べているからです。野菜の効能を少し調べましたら、夏野菜、冬野菜それぞれ季節にあった効能があるのに驚きます。神様の絶妙なるご計画の一端を感じました。残暑厳しい折、終わりに近づいた夏野菜を食べ健康に留意されて過ごされますように。

          人生の目的教会の「目的とバランス」について考えてきましたが、「5つの目的」は、私たち一人ひとりにとっても重要な目的です。「人生における主な目的は何か?」とお尋ねすると、クリスチャンの方は「神の栄光を現すこと」と答えられるでしょう。「それでは、この目的を実現するために何をすればいいのか、何が必要でしょうか?」をお尋ねすると、表現こそ違いはありますが「5つの目的」をお答えになります。この目的は、教会の存在目的そのものであるばかりか、私たちにとっての人生の目的でもあります。健康な教会形成において重要なキーワード「目的とバランス」は、個人にとってもまたしかりです。

リック・ウオーレン牧師は、「健康な教会へのかぎ(The Purpose Driven Church)」をまず執筆され、そして姉妹編「人生を導く5つの目的」をお書きになりました。本来は、「人生を導く5つの目的」を先に出版されたかったと聞いております。この本は、(読まれた方は十分ご承知の通り)個人の人生すなわち個別の生きる目的と意味に焦点をおいて書いてあります。ともすれば、紋切り型に陥りがちなクリスチャン生活の5要素(礼拝、交わり、弟子づくり、ミニストリー、伝道)に鋭く切り込んでいます。神が私たちを造られたのには神の目的があり、その目的を知りそれに沿った人生を歩むことこそ、神に喜ばれる生き方、生きがいのある生き方なのです。私たちは、自分で自分を造ったわけではありませんので、自分が何のために造られたかなど分かるはずもなく、私たちを造られた方、すなわち神だけがその目的をよくご存じなのです。ですから、神の御言葉に聞く以外に良い方法はありません。“神の目的に従って導かれる人生”とでも言うべきでしょうか。私たちの人生の目的について、自分であるいは小グループで学び、神の視点に立って自分の人生を再構築していくのに最適な本が、「人生を導く5つの目的」です。全米ではベストセラーとしてすでに3千万冊、日本でも発売後3年余が過ぎ、いまだに多くの方々に用いられており、陰のベストセラーです。教会につながっているクリスチャンが1%、離散したクリスチャンが3%と数年前にギャラップが調査した結果が出ていますが、これらすべてのクリスチャンにぜひ読んでいただき、ご自分に与えられた神の目的を考えていただきたいなと願っています。

           人生の健康評価シート私たちの人生の目的についてもバランスが必要です。自分の信仰生活の青写真を得る、全体像をつかむことは、必要ではないでしょうか。人生の健康度をチェックすることは、「人生の健康評価シート」でチェックすることが出来ます。私は、もう10数年継続して毎年、半日人間ドックに入り健康診断を受けております。かなり使って古くなってきた体ですので、それなりに気をつけることが出てくるものです。同じように、人生の健康診断をされるのも良いと思います。クリスチャン生活の5要素(礼拝、交わり、弟子づくり、ミニストリー、伝道)に分けて、鋭い視点から質問があり、5段階評価でチェックするようになっています。それぞれの要素ごとに点数を小計してみれば、5要素がどんなバランスかが一目でわかり、10分もあればできます。神学校の授業やスモールグループ研修会等の中で、皆さんにシートを配って記入してもらい、共に健康度について考えております。詳細は、「人生を導く5つの目的~40日の目的の旅~スモールグループ用テキスト」の70-71ページをご覧ください。

2007年9月5日     小坂圭吾     (PDキーワード:目的とバランス)