2017年6月21日水曜日

聖書の不思議「ビジョンは導く」

創愛キリスト教会
創愛キリスト教会・献堂式に出席

 先月、四日市市にある創愛キリスト教会の献堂式(顧問牧師・堀越暢治、主任牧師・宮崎聖)に参加致しました。堀越暢治(のぶじ)牧師が18年前に、新たな一つの家庭集会から始まり、創造主の慈しみと哀れみにより完成へと導かれたのです。4年ほど前、『創造主訳聖書』が刊行したころ、堀越先生の教会を訪問させていただくと約束したことが、献堂式に参加という形で実現しました。

新会堂建設は、主の恵みが特別に注がれるときでもあり、私も何度か会堂建設に携わる恵みにあずかりました。最初は、学生時代に韓国を訪問・謝罪の実として、日本軍による教会堂焼き討ち及びクリスチャン殺害事件のあった韓国・提岩里教会の再建です。

2回目は、30代の時、母教会(当時の高田馬場教会)の初めての新会堂建設の委員に加えられ、会堂献金の蓄えが少ない中、主がそれを実現してくださる様を体験しました。

3回目は、東京都より河川の治水工事の為に、会堂を移転してほしいと申し出があり、新築してわずか10年余の教会堂を東京都に売り払い、別の場所に会堂移転するというまさかの計画です。これを契機に千人会堂建設というビジョンに向かって歩みを進め(聖書キリスト教会・東京教会)、主なる神様が不思議な事をされる様を体験させていただきました。
献堂式

神の名について

創愛キリスト教会の特徴は?と言えば、聖書の創世記に記されている「創造」の真実を信じ、大切にしている教会です。人は、サルから進化した偶然の産物ではなく、天と地を造られたお方・創造主が、最高の傑作として造ってくださった存在です。

大学1年生の時に求道を始めた私は、まず創世記から読み始めたような記憶があります。「はじめに神は天と地とを創造された。」(創1:1 口語訳)何という素晴らしい言葉から始まるのでしょう。求道して間もなく、聖書を研究し天地の創造主が存在すると、素直に信じました。

 堀越暢治牧師が、18年前に開拓伝道を始められたのは、「神」の名は、日本では八百万(やおよろず)の神々と理解され、正しく伝わらないので「創造主」と呼び名を変えて伝道しようと決意されたのです。また、「神」という言葉を「創造主」に変えた聖書を作りたいと願われ奔走されました。

 堀越先生は、淀橋教会の峯野龍弘先生、韓国・オンヌリ教会(創造論に立って創造主なる神を宣教し今日のような教会に進展)故ハ・ヨンジョ先生の協力を仰ぎながら、創造主訳聖書刊行委員会を立ち上げて、念願の『創造主訳聖書』が刊行されたのです。

 日本人は、聖書の中で「神」と出てくると八百万の神と理解しながら読みますので、混乱が起こります。「創造主」と書いてあると“天地を造られた神”と理解しながら読むため、混乱が起こらず伝わりやすいのです。

創造をベースにビジョンに向かって

 創愛キリスト教会は、「創造をベースに99%へ福音を」というビジョンを掲げ歩んできた中、広大な土地・8000坪が与えられました。この土地の活用を模索する中、このたび新会堂が建設されました。

 旧会堂は、改修して「ノアの箱船記念館」としてオープンを予定、アメリカの創造博物館やアメリカから寄贈された化石、堀越先生が日本や世界中で自ら発掘した化石を館内に展示される由。創造の真実をダイナミックに伝える映像の上映、創造の歴史を学べる展示物(恐竜のオブジェやパネル)などの設置も行われるとのことです。

 さらに、ノアの箱船の出来事が真実であることを伝えるために、ノアの箱船の原寸大モニュメントの設置(全長150m ✕ 幅25m ✕ 高さ15m)による“ノアの箱船記念パーク”を作るビジョンに挑戦しています。これらの夢・ビジョンに向かって18年前に始められ、次第に形になりつつあることは、なんと喜ばしいことでしょう。

 聖書の言葉を固く信じ、創造主に思いをはせながら上からのビジョンをいただき、その実現に向かって前進する時、創造主が不思議な事をなしてくださるのです。“いのちの創造主”の素晴らしさをお伝えします。

 ・創愛キリスト教会のHPはこちら ↓


・創造主訳聖書はこちら ↓



2017621日 小坂圭吾