2016年3月21日月曜日

今を生きる「今こそ、新しいことに挑戦する」

         
          今が一番できる!

この数か月ほど、色々な方々の生き様(60~80代)を見たり聞いたり、本を読んだりして気がついたことに、「とにかく新しいことに挑戦している」と言われるのです。しかも、若い時ではなくとも「今が一番できるのだ!」ということ、今なのです。
 
人生を3段ロケットにたとえて、私はすでに3段ロケットを発射してかなり飛んでいるところ。考えてみれば、その人の人生にとっては何歳であろうとも、今という時が一番知識も経験も豊かな時であるはずです。
 
60代以降になりますと多少忘れることも多いかもしれませんが、総じていえることは、20代でも40代でも60代でも80代でも「今が一番何かができる時なのだ!」ということ、ちょっとした衝撃です!今が重要です。

新しいことに挑戦する

言葉を変えれば、今こそが“新しいことを発見し、挑戦するとき!”ということで、その気になれば、何か新しい発見があります。“人生は、何も新しいことに挑戦しなければ、世の中全般が進歩しているので、後ずさりをしているようなものだ”と教えられた記憶があります。
 
私たちは、とかく守りの姿勢に入りがちですが、小さなことで良いので、新しいことに挑戦する、あれやこれや工夫をして夢中になってやってみることが大事であると教えられます。

なぜショックを受けたのか?考えてみますと、何か新しいものに挑戦する気持ちが弱くなっていました。“今こそできる時だ”という気づきが、何か新しい気持ち、視点をもって取り組めそうで(うまく表現できないのですが)、何か今までとは違った気分です。今が新しい出発点!
 
今日から取り組めば、3年後、5年後、10年後にはあの時取り組んで良かったと必ずなるだろうと思うからです。ただ新しければ良いのではなく、軸はしっかりしてぶれないで何か新しいもの、良いものを見つける、たとえ小さいことでも良いのです。

何か新しいもの(Something New

自分の仕事や教会の奉仕、趣味、家庭生活、日常の生活の中に、それなりに何か新しいもの(Something New)を必ず見出すことができます。常に新しい何かを考えることが大事で、これが創意工夫とでもいうのでしょうか。40代の頃にこの“Something Newの考え方”を教えられ、大切にしてきた言葉です。
 
やり方を変える、違う方向に進んでみる、嫌がっていた気持ちはそばにおいてやってみる、今までのやり慣れたことをとにかく変える等々。旅行好きな筆者ですが、さっそく新しい方面を開拓しようとあれこれ調べてみますと、意外なことに同じ予算と時間で新しい経験が出来、みんなも楽しめるだろうとわかり、近々行く計画をしています。10数年前と比較すると、世の中も進歩し変わっていますので、面白い企画ができるのです。

毎朝のコーヒーを淹れることに“Something New”をやってみました。何人分淹れるか、出来立てのコーヒーの濃さは、コーヒー豆の量は、お湯の温度、むらす時間、ドリップのやり方、器をどの程度温めるか?等々、条件といい工夫することはいくつもあり、出来上がりも1回ごとに異なります。
 
おいしく淹れるために、あれこれ工夫して実行、自分で問題を見つけ答えを考えて次に実行する、PDCAのサイクル(PLAN→DO→CHECK→ACTION)を回していくのです。まあ毎日やることですから気楽に、前からやってきた経験に加えて新しい工夫をする、色々とやりつくしてかなり上達したようです。

3月になり、まさに春が来ました。曇りや雨の日が数日続き晴れた朝、何かと意欲も上がります。雨でもハレルヤ(晴れるや)!とは簡単にいかない筆者ですが、心を気楽にして楽しみながら、“今こそがやれる時だぞ”と新しいことに挑戦できればと願っています。

2016320日    小坂圭吾