2014年3月31日月曜日

喜び 「些細なことに感動を見出す」

         
          三春(みはる)の滝桜

今年も桜の季節になりました。昨年の4月には、福島県二本松市にある“三春(みはる)の滝桜”を、家人と一緒にめでました。四方に伸びた太い枝から、真紅の滝がほとばしるかのように無数の花を咲かせ、まさに滝が流れ落ちているかのような姿から、古来より「滝桜」と呼ばれるのだそうです。日本3大桜の一つに数えられ、国の天然記念物の指定も受けている樹齢1000年以上(推定)の巨木です。大勢の方々が来ておられ、共に桜をめでることが出来ました。巨木と言われる名所の桜を見たのは初めてで、素晴らしい桜を楽しみました。

      会津藩校日新館

その折、会津若松城、会津藩校日新館にも行くことが出来ましたが、歴史好きですので満足しました。この会津藩校日新館は、約200年前に人材の育成を目的に建設され、江戸時代の300藩校の中でも規模、内容ともに有数の物と謳われました。幕末には「白虎隊」をはじめ多くの優秀な人材を輩出し、「ならぬことはならぬ」と言う会津魂を育んだこの学問の殿堂は、武士道の根源ともいえるものです。木造建築の美しさとぬくもりは、静けさの中で200年前に戻らされ、静かで小さな感動を思い起こさせてくれました。

会津若松城、会津藩校日新館の見学そして会津戦争で戦った白虎隊の人たちの様子を見聞きし、私の小学生の時、詩吟を習ったかすかな記憶がよみがえります。「少年老い易く、学成り難し」の詩吟は、小学4年生の学級朝礼でたびたび合唱しましたが、その時の担任・内藤先生は、今思えば武士道を身につけておられる素晴らしい方でした。

     感動する?

 旅をすることで素晴らしいものに出会え、記憶もよみがえり感動出来たのは、旅だからこそ出来たことでもあります。一方で、日常の生活の中にこそ、感動する、いいなあと思う、ありがたいと思う、元気をもらうことは出来ないのか、些細なことに感動を見出したいものだと常々考えます。

「感動する」を広辞苑で調べてみますと「深く物に感じて心を動かすこと」とあります。“物”とありますが、これは物体、人、事柄をはじめとして、漠然と言い表す表現にも使われるようです。ですから、すべての事について感動することを見出すことが出来るはずですが、これには、“感性”が必要なのでしょう。

 私たちの毎日の生活では、もう見慣れたもの、古くなったもの、平凡、いつもと同じ、当たり前の事ばかりと思いがちです。ゆっくりじっくりと見ると何か違ったものが見えて来るかもしれません。特に感動するもの、新しいもの、珍しいもの、誰もが感心するものを探さなくとも、ちょっとした変化、みんなが見過ごしてしまいそうなもの、当たり前だと思っているものに面白い、素晴らしい、意味があるものを見つけられたら、どんなに素晴らしいでしょうか?

 1日に一つくらいは、些細なこと、当たり前の中に感動するものを見つけられるようになりたいなと思っています。それは、神の恵みをもっと多く見出すことにもなります。そして、感動を増やすことによって“心の肌”が荒れないように、心に栄養を補給していく事にもなると考えます。           

2014年3月31日     小坂圭吾

2014年3月28日金曜日

今を生きる 「『信仰の土台講座』を開講します」

     春一番

先日は、春一番の強い風に見舞われました。桜が咲いたとの便りも聞かれ、いよいよ春が来つつあるなと実感させられます。一方で花粉症に悩まされる者にとっては、しばらくきつい日々が続きます。今年は目にも厳しい年のようで、しっかり養生をしたいと願っています。

4月からPDJ主催、東京プレヤーセンター共催で「信仰の土台講座」を開講いたします。昨年は『創造主訳聖書』の刊行もあり、なかなか手が回りませんでしたが、今年は何とかやりくりが出来そうです。今年の1月に新刊『キリスト教信仰の土台』(上巻)をPDJより刊行しましたが、これをテキストにして、ご一緒に学ぶワークショップです。

この本は、『人生を導く5つの目的』の聖書的基盤となるキリスト教の中心コンセプトをわかりやすく解説した書籍です。聖書教理をとても分かりやすく、実生活への適用を重視して書かれていますので、本の編集・校正をしながら楽しく学ばせていただいたものです。


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<書籍の推薦の言葉>

どんな建造物でも土台が重要なことは、主イエスが岩の上に家を建てた人と砂の上に家を建てた人のたとえで教えておられます。キリスト教信仰の土台はどういうものなのでしょうか。

それがはっきり分かれば、キリスト教信仰がいかに確かなものであるかということが分かります。そのことを教えているのがこの本です。ですから、この本はあなたの信仰を堅固なものとしますし、ノンクリスチャンは、確かな信仰を持つことができます。
 
          聖書キリスト教会会長牧師/東京神学校校長                                尾山令仁

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◆◆ 信仰の土台講座を開設 ◆◆

~『キリスト教信仰の土台(上)』をご一緒に学ぶワークショップです!~ 

――御茶ノ水クリスチャンセンター4階にて――

(PDJ主催、東京プレヤーセンター共催)

4月から「信仰の土台講座」ワークショップを開設致します。キリスト教の中心コンセプトをわかりやすく解説した『キリスト教信仰の土台(上)~人生を支える聖書の学び』をご一緒に学ぶワークショップです。

 この本は、『人生を導く5つの目的』の聖書的基盤となるもので、本書で教えられている人生を変える真理を理解し、神の意図された人生を生きるすべを学びましょう。他の人とも分かち合い、互いにバランスのとれた成長をしていくことを狙いとしています。概略は、下記のとおりです。
 

1、日程:2014年4月10日(木)より6月26日(木)まで
   ~第2、4週の木曜日10001200(計6回)
2、場所:お茶の水クリスチャンセンター404号室 
                       「東京プレヤーセンター」
 
3、内容:ご一緒に学び、分かち合うワークショップです。

第1回(4/10):イントロ(聖書的世界観)/ 聖書(Ⅰ)

第2回(4/24):聖書(Ⅱ)/神(Ⅰ)

第3回(5/08):神(Ⅱ)/キリスト(Ⅰ)  

第4回(5/22):キリスト(Ⅱ)/聖霊(Ⅰ)

第5回(6/12):聖霊(Ⅱ)/創造(Ⅰ)

第6回(6/26):創造(Ⅱ)/まとめ(これからどこへ?)

4、講師:小坂圭吾 <PDJ/ロゴス出版社代表、
                                      聖書キリスト教会・牧師>
    コーデイネイター:和気 敏治 <東京プレヤーセンター代表>

5、参加費:お一人5千円(部分参加は1000円/回・人)

        お二人以上まとめてお申し込みの場合はお一人4千円
                     (部分参加は800円/回・人)

6、お申込み

①定員は15名です。部分参加もお受けいたします。
  ②お問い合わせ、お申し込みは下記にお願い致します。

 「東京プレヤーセンター」担当:伏見敏、浅見雅広、
              E-Mailinfo@tpc365.com
              TEL&FAX:03-5577-6365

7、その他

・書籍『キリスト教信仰の土台(上)』を各自ご用意ください。
 一度読んでご参加くだされば、なお良いと思います。
 (お持ちでない方は、お茶の水クリスチャンセンター2階の本屋
  さんでも販売しています。)
 なお、 試しに参加してみたい方は、レジメがありますので、
 本をお持ちでなくても受講できます。
 


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『キリスト教信仰の土台(上)~人生をささえる聖書の学び』

著者:トム・ホラディ/ケイ・ウォレン 訳者:小坂直人

B6判 並製 352頁 定価(本体1,800+税)

『人生を導く5つの目的』の聖書的基盤となるキリスト教の中心
 コンセプトをわかりやすく解説。ゴールドメダリオン受賞。  

※下巻は今秋発売予定

  詳しくはこちらhttp://pdjapan.com/scb/shop/shop.cgi?No=34

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2014年3月25日     小坂圭吾

 

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