2008年7月25日金曜日

健康余話 「よく眠る」

      新刊:4つの習慣
梅雨が明けましたが、梅雨明けの平年値は20日頃ですから平年ペースということでしょう。子供たちも夏休みに入って、海でプールで楽しそうな姿を見ることが出来ます。プールで遊んでいるうちに眠った子供の姿に、思わずシャッターを切りました。ところで、この夏にお読みいただきたい本を刊行しました。

今月20日に新刊「霊的成長をもたらす4つの習慣」を出しました。いつ頃出るのかと色々とお問い合わせを頂き、感謝です。翻訳は早くにあがっていましたが、理解しやすい流れや章・節の組み立て等を編集でいろいろと手を入れ、何度か翻訳の練り直しをし、タイトルや表紙のデザインもこだわり、少し遅れて出版となりました。内容は、人生の主要3領域-時間、お金、人間関係-で霊的成長の土台を築く4つの習慣(みことば、祈り、献金、交わり)を身につける指南書です。霊的成長とは「良い習慣を身につけること」と言うことに尽きます。良い習慣を身につけるために、具体的にどのように取り組むかを色々なアイデアを入れて説明しています。私たちの人格は、ある意味では、身についた習慣が形成している部分が多々あります。イエス・キリストに似た者として造り変えられていくには、古い習慣を脱ぎ捨て、新しい習慣を身につけることによって、キリストに似た者とされていくのです。信仰生活の長い短いに関係なく、ぜひ一度お読みいただきければと思います。
     
     聖句暗記の祝福
  この本の編集・校正をしつつ、特に教えられたことがあります。それは、“聖句を暗記する”ことです。60歳を超え今さら聖句暗記でもあるまいと、高をくくっていたのは先々月までのことでした。いつも、編集者の私自身が感動し教えられることがまずはじめだと思いながら、編集・校正を行っています。編集を終えていよいよ校正に入ったときですが、「聖句を覚える」ことが心に引っかかり、聖句暗記のやり方、そのヒント、黙想する、そして聖句暗記の祝福について教えられました。どうも、聖句暗記は苦手だと逃げていたところがあります。クリスチャン生活が長く、神学校でも勉強すれば、聖書の思想については必要十分とはいえないまでも身についております。しかし、「このような聖句がどこにあったかな?」については、しばしば妻に聞いていました。妻は、良く聖句暗記をしていましたので、外部のデータベース(DB)です。それでも分からないときは、聖句辞典を出して調べます。このブログを書く時、他の原稿を書く時の必要な聖句は、これで十分引き出すことが出来たのです。もう10年余も聖句暗記はご無沙汰しているなと思いつつ「暗記は年齢とは関係ない。やる気の問題です」と脳学者の茂木健一郎さんが言っていた言葉を思い出し、昔買った聖句カードを引っ張り出しやる決心をしました。
      
     思い煩いと黙想
  聖句暗記には素晴らしい祝福があると教えられ、2ヶ月ほど実行した成果をお伝えします。第1は、夜眠る前に聖句暗記をすることにしたのですが、聖句を暗唱し思い巡らしていますとよく眠ることが出来ます。これは、本にはっきり書いてあるわけではありませんが、私が発見したことです。寝ている途中に目を覚ます時があっても、聖句を思い出し何度も言って思い巡らしていると眠れるのです。思い煩いは、いやなことを堂々めぐりに思い巡らすことですが、聖句を思い巡らす、何度も暗唱しますとそれは黙想なのです。第2に、思い煩いや困ったことがあるときに、適切な聖句を思い出させてくださり、祈り・悔い改めになり、適切な処置が取れます。特に思い煩いのときに、的確な成句が出てきて、それを言っているうちに祈りとなり、思い煩いは消えていきます。これは、何度もあります。聖句を暗記していると、問題に対する適切な聖句を思い出させてくださり、神が助けてくださるのです。

私たちの体の健康の要素は何かといえば、①正しい食事、②適度な運動、③十分な睡眠 ④心の平安です。体の健康を保つには、これらのバランスが必要ですが、今回ご紹介しましたことは、③十分な睡眠 ④心の平安につながる事柄です。よろしければ、皆さんもお試しください。なお、聖句暗記は、試してみて週に1つか2つが適当と思われます。

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝を持ってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」(ピリピ 4:6)

2008年7月25日    小坂圭吾

 

2008年7月7日月曜日

今を生きる 「最高の人生を見つける」

                   
      感動し涙を!
先月(6月)上旬に「最高の人生の見つけ方」の映画を見ました。映画評などから見に行きたいなと思いながら少し遅れて実現し、雨の中でしたが、コーヒーを持って映画館に入りました。シニア世代の私には、我が人生を振り返りつつで感動しました。涙もろい性格ですので、映画館で久しぶりに泣きました。あらすじは、次の通りです。

実業家で行儀の悪い大富豪エドワード(俳優:ジャック・ニコルソン)と、教養人で家族のために地道に働いてきた自動車整備工カーター(俳優:モーガン・フリーマン)は、癌に侵されて同じ病室で知りあった。共に余命は6か月。カーターの枕元には、いつも妻がいるが、エドワードの枕元には世界最高のコーヒーを淹れる器具と忠実な秘書だけである。あるとき、カーターが棺桶(かんおけ)に入る前にやっておきたい夢を作り(棺桶リストと言う)、エドワードがそれを見て付け加えた。二人は意気投合し、やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出する。“やりたいことリスト”を手に、ピラミッド、ヒマラヤを周り、レーシングカーでの対決やスカイダイビングに挑戦等々、さまざまなことに挑戦する。お金は、大富豪エドワードが負担し、死を意識した初老男性2人が、残りの人生を生き生きと駆け抜ける。感動ストーリーをさわやかなユーモアで描き、2人の友情とすがすがしい笑顔に、思わずほろっとさせられます。

     一番大切なことは?
夢の実行が次々と実現する過程で、二人の人生観が見えてきます。大富豪エドワードは、4度も結婚し巨額の利益を一代で築いた行儀の悪い人物として、一方の自動車整備工カーターは、物静かで夢をあきらめたが、神様を敬い家族を大事にする信仰心のある人として、同じ運命を持った二人が旅する中、掛け値なしの自分をさらけ出します。そんな中で、二人はかけがえのない友情を築いていくのです。それを通して、それぞれが心から求めているもの、一番大切なことについて見出していく、再確認していくのです。「最高の人生とは何か?」と考えたかどうかは分かりませんが、一番大切なことは、人とのきずな、家族・友達と言うお金では買えないものを得ることだということです。そこにこそ、心から生きている喜びを感じる場があるのです。


       心のふれあい
誰も「最高の人生」を送りたいと願っています。そのために、色々なことに精を出し、努力しています。毎日多忙な生活をしている私たちは、目先のやるべきこと生活に追われていることも現実です。20代、30代、40代には、とにかく走っている自分の姿です。その自分に「どんな人生を送りたいの?」と聞いてみたいですね。30代、40代の私には、トウトウとした答えが返ってきます。その答えを聞いて、「欠けている事があるのでは?」と今なら答えることでしょう。20-50代にかけて、一番欠けること、後回しにしがちなことは、「人との関係」です。「関係こそ人生の全てである」と聖書では述べています。とかく、人よりも物を重視している自分があります。子どもたちや妻との時間は見つけるようにしている、親に対しては時間を少しは割いている、他の人のために時間を作る努力をしているなど、たくさんの仕事や用事と比較すると低い優先順位に置かれ、生活のほんの一部に過ぎないのです。その時間を仕方なく、後から無理やりスケジュールにいれているのが実情です。私の場合、それでも家族に対して配慮したと思いますが、「人生におけるもっとも重要なことは、関係である!」との考えは、残念ながらありませんでした。50代後半になって、やっと目が開かれたのです。ある人が「本当の友達、何でも相談できる友が何人いますか?」と聞きました。この質問にはハッ!とさせられますね。妻との関係、子供との関係、親・兄弟との関係、友達との関係、仕事上の関係の中で、物を重視ではなく人を重視した関係、このための時間を割きたいと思います。

「鉄で鉄を研ぐように、人の心も他の人の心との触れ合いによって成長する。」
(箴言27:17 現代訳)

2008年7月7日(七夕の日)    小坂圭吾