2013年3月14日木曜日

感謝 「はじめに創造主が天と地を(1)」

                                                               東日本大震災から2年
東日本大震災そして原発事故から2年が経ちました。2年が経過しましたが、復興の進度状況が遅いことは、誠に残念です。それには原因があり、政府が復興の予算をつければそれで事が進むという訳ではありません。東北の地で再興をしようと頑張ろうとしている方々に、少しでも助けになることを最低10年は継続しなければならない、と思っている一人です。再度、支援・復興は長期戦であると覚悟して、「自分が出来ることをしよう」と問い続けながら、行動をしていきたいものです。

年に一度東北の支援に現地を訪問しようと、昨年の秋(2012年10月)、岩手県三陸海岸のあちこちを訪問しました。テレビの映像で見たことのある場所、津波後のその姿は瓦礫が取り除かれていましたので、最初からこのような場所だったのかと錯覚をしてしまいます。

現地の方々の実体験やあらゆるものが根こそぎ無くなった姿を見るにつけ、自然の威力の凄さに驚かされます。盛岡市にある岩手日報社が発行している特別報道写真集「平成の三陸大津波~2011.3.11東日本大震災・岩手の記録」を現地で購入しました。それは、岩手日報社の記者たちが身をもって各地でとらえ、克明に記録したものです。哀悼と鎮魂の思いと共に、復興、新生に向けての歩み、願いです。
      創造主との出会い
この天災、さらに人災ともいうべきあまりにも過酷な現象、秋晴れの中、船に乗って沖合から三陸海岸の実に美しい風景を見るに、神様の造られた美しい景色と震災の過酷な現実が、頭の中で錯綜します。天地を造られた神様は、時にこのような大自然災害をも許されるのです。今回は、創造主について筆を進めます。

“天地の造り主”と言えば、私が求道を始めた大学1年生の時のことを思い出します。キリスト者学生会(KGK)主催のキリスト教講演会に出席し、尾山令仁牧師の講演を聞いてぐっと心に迫るものがあり、教会に行くようになりました。聖書の話を聞くだけでなく、聖書に関する本を大学の勉強以上に熱心に読みました。半年余り求道して、「キリスト教と科学とは対立するものではなく、逆に調和する。この世界は創造主によって造られたのだ」との結論に至ったのです。

特に聖書の冒頭に、「はじめに神は天と地とを創造された」(創世記1:1 口語訳)とあり、何の説明もありませんが、はっきりとこの世界の起源を宣言している言葉には感動を覚えました。この世界を造られた神、創造主がおられることが分かると、今度は、そのお方が私にとってどんなお方なのかが問題になりました。さらに求道を続けるうちに、「人が人として正しく歩むには、イエス・キリストに従って歩むしかない」との理解に至り、信仰の決心に導かれ、やがて救いの確信を得ることができたのです。
     
               『創造主訳聖書』の発行
1965年頃、W大KGKにおいて、毎週一度「創世記」の聖書研究会が行われていました。法学部の校舎6階の薄暗い屋根裏にあるKGKの部室、部屋に入る時は、幾分か腰をかがめないと天井のかもいに頭をぶつけそうになります。これぞ、聖書研究やお祈りをするには、ふさわしい場所だと感じていました。その当時、尾山令仁牧師が私訳の聖書を使って学びを指導しておられ、私もその聖書研究会のメンバーでした。それから約20年後、尾山牧師の私訳聖書が1冊の聖書にまとまり、『現代訳聖書』として刊行されました。

その聖書を底本として『創造主訳聖書』を刊行したい、との熱い思いを持たれた方々からお声がけいただきました。「神」と言う訳語を「創造主」と訳出する『創造主訳聖書』の刊行です。これは、重要な働きだとの思いを抱きながら、委員会に参加させていただいたのが、約1年半前のことです。
(「創造主訳聖書」は、イースターに全国のキリスト教書店で発売致します。
こちらのホームページをご覧ください。http://www.logos-pb.com/ )

2013年3月14日     小坂圭吾

2013年2月18日月曜日

コーヒーブレイク 「仲直りをする(2)」


     和解する
“仲直り”とは、個人的な比較的短気間の争いやちょっとした喧嘩の後で、再び仲を取り戻す場合に使われます。似たような類語に「和解」があり、裁判での争いや親子の勘当のように比較的深刻な争いをしている者、断絶状態にある者どうしが互いに譲り合って争いを止めることを表す場合に使われます。さらに「和睦」と言う言葉があり、これは戦争を止めることです。(「使い方のわかる類語~例解辞典」(小学館)より)

「和解」ということでは、忘れられない思い出があります。1965年10月、大学3年生の秋、キリスト者学生・訪韓謝罪使節団の一員(団長・尾山令仁牧師、KGK学生8人)として、初めて韓国の地を訪問しました。目的は、韓国統治下の時代に日本人が韓国の人々を苦しめた罪を謝罪し、キリストにあって和解するためです。ソウルを中心に、多くの教会、大学、報道機関等を訪問し、現地のクリスチャンとの交わりを持ちました。韓国統治下での生々しい当時の出来事を見聞きしましたが、心は痛み、ただ主にあって赦しを願うのみでした。

     堤岩里教会焼き討ち事件
特に衝撃的なことは、ソウル郊外(車で1時間余)の小さな村・堤岩里を訪問した時のことです。そこは「堤岩里教会焼き討ち事件」といって、約100年弱前、日本軍がこの村の教会にクリスチャンを集め、火をつけて虐殺するという悲しむべき事件ありました。その時に、お二人のおばあさんにお会いしましたが、お二人はその時教会へ行かなかったため難を逃れたのですが、お二人のご主人は殺されてしまいました。一人は、白髪、柔和な方で見るからにクリスチャンと分かり、もう一人は、やや若い方でその後信仰を失ったとのことでした。

白髪のおばあさんは、焼き討ち事件後も主に守られて歩んで来られ、当時のお話を聞かせて下さり、その古ぼけた教会に案内して下さいました。皆で教会に入ってお祈りしたとき、主は私たちに「つぐないの印として、この堤岩里教会の会堂を日本人の手によって再建するように!」と示されました。これは、神さまが祈りの中で私たちに語りかけられることを実体験した時でした。帰国後、日本中のクリスチャンに呼びかけて献金が集められ、4年後には教会再建が果たされました。信仰に入って間もない私にとって、一生涯信仰を持って歩む一里塚となった事柄です。

               
                  意見の男、気持ちの女
話しを「仲直り」、特に夫婦関係について戻します。ちょっとした夫婦の喧嘩は、相手のこと、特に“男女の違い”について十分に理解してないことが原因の一つでもあります。

コミュニケ―ションをとる場合、多くの場合、女性は男性の3倍は話すと言われます。男性は『意見』を話し、女性は『気持ち』を話したがる傾向が強いのです。男性は目標達成や結論を急ぎたがるが、女性はそのプロセスで共感を求めたがるとも言われます。(ですから、女性の話は長く、にぎやかで盛り上がるのでしょうか?)夫に聞いてもらえるだけで良いとも考え、ましてや、夫から解決策を提示してもらおうなんて考えてもいません。(リック・ウオレンも奥様との関係で気が付いたと話しておられます。)

妻は、夫に聞いてもらえるだけでいいと一生懸命に話しますが、夫はまどろっこしく感じてきます。そのすれ違いが起こると、妻が怒ることにつながりかねず、妻の怒りに夫は受け流す「無抵抗主義者」になっていく事にもなります。夫は黙って逃げるので、妻ときちんと向き合えない状況に陥ります。逃げてしまう夫は、腹をくくり逃げないで、妻とそのことについて自分の考えや気持ちを正直に話し合うことが重要です。(私ですか、話し合いによって色々と発見し気が付かされた経験者です。)

結婚した男性は、結婚後も仕事や習慣、趣味等を独身時代と変わらず続けられることが多く、一方、多くの女性は、結婚して苗字を変え、周りの人間関係も変わり、出産があったりで色々と変化を余儀なくされます。その変化に柔軟に対応出来るからこそ、女性は強い人に成るのかもしれません。それはさておき、女性は、当初その変化に対応がうまく出来なかったりすることもあり得ます。夫が当然視している夫の実家の習慣を、これこそ常識であるとしないことも大切なように思います。人生経験を積んできて、少しこのようなことが理解できるようになっています。そういえば、結婚の時誓約した言葉、弱い妻をいたわるようにとは一生のことではあります。聖書の言葉は、素晴らしいですね。

「夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器であることをわきまえて妻とともに生活し、いのちの恵みを共に受け継ぐ者として尊敬しなさい。」(Ⅰペテロ3:7)

2013年2月18日     小坂圭吾

2013年1月25日金曜日

コーヒーブレイク 「仲直りをする(1)」


     
                シルバー川柳
先日、教会の知人Mさんから、“シルバー川柳”のプリントをいただき、読んでみると本当におもしろい!ご紹介の前に、皆さんは「シルバー川柳」ってご存知でしたか?そのようなものがあるだろうとは、想像できますがー、私もあまり知りませんでした。

これは「社団法人 全国有料老人ホーム協会」が主催しており、敬老の日に向け、高齢社会・高齢者の日々の生活に関する川柳を公募し、毎年1万前後の応募作が寄せられているようです。そして、12年の歴史を持つ同イベントに寄せられた川柳の中から厳選して、一冊の本にもまとめられた由。どんな川柳が掲載されているのか、少しだけ抜粋してみましょう。

「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」 「起きたけど 寝るまでとくに 用はなし」 
「LED 使い切るまで 無い命」      「指1本 スマホとオレを 使う妻」    
「中身より 字の大きさで 選ぶ本」   「日帰りで 行ってみたいな 天国へ」
「若作り 席をゆずられ ムダを知り」   「名が出ない あれ・これ・それで 用を足す」

皆さんと一緒に読むと、一層盛りあがりますね。クスッとどころか、ワッハッハと笑ってしまいます。

                    喧嘩しますか?
いつも笑いの絶えない関係、状況でありたいものと願うものです。しかし、昨今の日中間における尖閣諸島の問題は、日中両国は自分の領土だ、と言ってイザコザが絶えません。日中関係は、いわば兄弟関係と言っても良いかもしれません。別れることができない隣国関係で、これからも、何十年何百年にわたって隣国です。長い歴史の中で、雨の日も風の日も晴れの日もあり、風雨の激しい時は、お互いに耐えて、冷静に良い関係にしていく責任があります。かつての日中の政治指導者たちは、大人の賢い対応をしたことが思い起こされます。

ところで、皆さんは、兄弟喧嘩、夫婦喧嘩、親子喧嘩をしたことがありますか?あるいは、両親の喧嘩を目撃したことはありますか?大多数の方々は、あることと思いますが、経験なしと言う方もあるでしょう。私は、我が両親の喧嘩を見たことがありません。それは、母が「親の喧嘩を見ることほど、子供の教育には良くない!」と言って、喧嘩をしなかったのです。父も穏やかな性格であったこともありますが、相手の立場や周囲の状況を理解して、鬱憤をためないですごしたように思われます。

そのような環境で育ちますと、親子喧嘩は勿論、兄弟喧嘩(4人です)もありません。これは良い面が多いのは事実ですが、親子、兄弟喧嘩の経験がないので、若い頃は、喧嘩の上手なやり方とその仲直りの仕方が良くわかりませんでした。ただ、喧嘩にならないように避ける工夫には、長けていたかもしれません。

                 心理的ゲーム
私たちにとって自分に一番近い隣人は夫婦、そして一番わがままの出るのが夫婦で、二人には大きな違いがあります。しかし、相手のことがわかっていないので、喧嘩がまったくなしとはいかず、上手に夫婦喧嘩をすることが大切ではないでしょうか。

喧嘩になる原因は千差万別とはいえ、夫婦にとって決まったような喧嘩のパターンがあるようです。周りのご夫婦を垣間見るまでもなく、自分たち夫婦のことを思い起こしても、同じようなパターンだなと思うことがあります。先日、昼食にうどんレストランに入り注文をして待っていますと、お隣のご夫婦の会話が聞こえました。この夫婦は、このパターンの会話が多いのだろうか?奥様の言われる事が、筋が通っているのですが、主人の方はそれを受け付けないで突っぱねるだけ。しばらくして、嫌な感じで沈黙!?これはよく見受けられる「心理的ゲーム」と言われる事柄です。

これは、アメリカの精神分析医、エリック・バーン博士が開発した交流分析(TA:トランザクショナル・アナリシス、フロイトが創始した“精神分析”のエッセンスをわかりやすくしたもの)に出て来るものです。「心理的ゲーム(以下、ゲームと呼ぶ)」とは、わかっちゃいるけどやめられない「人間関係や行動のパターン」のことで、後になって、「どうしてあんなことを言ってしまったのだろう」とか、「頭では分かっているのだが、その場になるとブレーキが効かなくなってしまう」と思いながらも、繰り返してしまう行動パターンです。

無意識に行われることが多いので気付きにくいですが、「あれ?こんな状況、人間関係のパターンよくあるなあ?」「前にもこんなパターンで嫌な想いをしたなぁ?」と感じると気付くことができます。そのことに気が付けば、多くの場合、簡単に解決へと導かれます。気が付いたら、「バカなことを言ってるなあ~!?」と言葉にでも出して冷静になることです。先に気が付いた方が、大人としての会話にも戻すことでゲームをうまく終わらせ、良好な関係に戻すことが出来ます。   (続く)

2013年1月25日    小坂圭吾

2012年12月15日土曜日

感謝「2012年クリスマスを迎えて」

   はじめてのクリスマス   
今年もクリスマスを迎えました。はじめてのクリスマスと言えば、予備校生の時に、京都で下宿をしていた時のことを思い出します。同じ下宿先の予備校のクラスメイトが、クリスマスに教会に誘ってくれたのです。小さな家の教会でしたが、それがはじめて行った教会でした。

集会の内容は何も覚えていませんが、その後、大学に入ってキリスト者学生会(KGK)へと導かれ、現在の教会に行くようになり、信仰に導かれました。せいぜい7-8人くらいの集まりだったと思いますが、あの小さな教会の温かさだけは、今でも記憶に残っています。

思い起こしてみれば、受験勉強で忙しい中、よくぞクラスメイトは私を教会に誘い、私もまた教会に行ったものだと思います。自分では意識していませんでしたが、何かを求める気持ちが教会に足を向けさせたのでしょう。そのときの導きは、「いっしょに光の中を生きよう」という神様の呼びかけだったのかもしれません。

       温かい交わり
あの小さな教会については、その夜の光景と温かい交わりだけが記憶に残っています。7-8人程度のクリスマス礼拝でしたが、小さな交わりだったからこそ、温かく迎えてもらえたという記憶が残っているのかもしれません。長い間、大きな教会の中で奉仕をしてきて、今一番感じていることは、どんなに教会の規模が大きくなっても、「やはり小さな交わりが一番だね!」ということです。年を重ねるにつれて、その重要性をますます感じるようになりました。小さな交わりの中でなければ、本当のふれいあいや、絆を感じることはできないと思うからです。

     教会形成に大切な3つのこと
教会形成において大切なことを3つ上げるなら、次の3つを上げることができると思います。第1は「スモールグループの形成」、第2が「信仰生活の基礎づくり」、第3が「聖書理解を深める取り組み」です。PDJとしては、このことを念頭に置きながら、今日まで活動を展開してきました。

第1の「スモールグループの形成」については、PDJの設立当初から、「小さな交わりやスモールグループの活動を、書籍・教材・テキスト等の提供を通して支えていきたい」と願ってきました。必要なものはかなり整ってきたように思います。ほとんどの書籍や教材が、スモールグループでの使用を考えて編集されているからです。

来年の1月には、新刊「健康なスモールグループが教会を育てる」を発売致します。12年間で300グループから3500グループに成長したサドルバック教会のスモールグループの秘訣がわかる貴重な一冊です。スモールグループ、ハウス・チャーチ、家庭集会等を担当しておられる方は、ぜひ手に取ってみてください。

 第2の「信仰生活の基礎づくり」については、クリスチャンライフシリーズとして、
 ・クラス101「神の家族にようこそ」
 ・クラス201「霊的成長をもたらす4つの習慣」
 ・クラス301「あなたの賜物が輝く5つのステップ」
 ・クラス401「人生の使命を発見する」
という4冊シリーズを完結させました。これは、信仰の基礎でもあり、使い方によっては上級編あるいは応用編にもなり得ます。もちろん、「人生を導く5つの目的」が、信仰の基礎づくりとその後の成長を導く主軸であることは言うまでもありません。

第3の「聖書理解を深める取り組み」ですが、これはいわば神学的な学びに通じるところがあります。これまでに出版してきた本を使っても、聖書理解を深めることはできますが、聖書の体系的な理解を促す本として、「信仰の土台(仮題)」(全4冊シリーズ)を順次刊行していくことになりました。サドルバック教会のトム・ホラディ師とケイ・ウォレン師(リック・ウオレン師夫人)による共著で、聖書の基本教理を11のテーマに分けて学ぶ、キリスト教信仰の知的理解を促す学びです。実生活への適用を重視しているという意味で、新しいタイプのテキストです。

     ここ数年の出版について
昨年から今年にかけてどんな本を出したのかとお尋ねもありますので、新刊および再刷りとして刊行したリストを下記に記します。

① 「勇気ある無条件降伏~神にすべてを明け渡す時~)」(2011年3月)
本書は、リック・ウォレン師夫人のケイ・ウォレン師による著作です。彼女が自身の半生を通して学んだこと、キリスト教の真髄ともいうべきものが書かれています。幼い頃のトラウマの克服、乳がんとの戦いなど、著者の真実な告白に心を打たれる一冊です。

②「人生の使命を発見する(クラス401)」 (2011年11月)
クリスチャンライフシリーズの第4弾です。だれでも、その人でなければ語れない世界に一つだけのライフ・メッセージ(人生の物語)を持っています。自分の証しと福音を携えて出て行く者となるために必要な準備を、順を追って学びます。

再刷りとしては、下記を発行しました。
③「回復への道」(3刷、2011年1月)
神が意図された自分を取り戻していくための「回復への道」を、山上の説教「八つの幸い」の教えから学びます。グループそして個人で多くの方々に用いられていることを感謝しています。このリカバリープログラムは、勝利ある人生を生き抜くためには、実に重要であると一層感じています。先日も、香港の日本人読者からクリスマスカードが届き、本書の感想を寄せていただきました。出版以来、多くの方々から根強い支持をいただいている一冊です。

④「回復の喜びー参加者ガイド②」(2刷、2012年9月)
回復と成長のためのスモールグループ用テキストの2冊目です。

⑤「神の家族へようこそ(クラス101)」(新装・2刷、2012年9月)
表紙のデザインと本文の書体を一新し、より親しみやすいテキストに生まれ変わりました。教会や信仰についての基本的なポイントをわかりやすく説明した教会生活入門です。クリスチャンライフシリーズは、教会形成の骨組みをつくる教材でもあり、さらに多くの教会で用いられることを願っております。

この1年を振り返ると、予想もしないことがやはり色々とありました。その恵みを思いながら、主に感謝をささげます。これから寒さも厳しくなる折、クリスマスシーズンで色々とお忙しいこともあり、心身共に主に守られて過ごされますようにお祈りいたします。  

2012年待降節に
                          パーパス・ドリブン・ジャパン(PDJ)
                              代表 小坂圭吾

2012年11月16日金曜日

健康余話 「今、何を後悔していますか?(2)」


                  体を鍛える
スポーツで体を鍛えると言えば、私の場合、特にこれと言ったこともやらずに大人になりました。30代の後半になり、子供の水泳に付き合っていたのがきっかけで水泳をやり始めました。平泳ぎだけは何とか泳げますが、泳ぐ形があまり良くなく、様になりません。体を鍛えるということでは、今はウオーキングが主力で、水泳は月に数回くらい行く程度です。

水泳で温水プールに行きますと、不思議だね?と思うことがいくつかあります。まず、温水プールの天井がほんとに高い、なぜでしょうか?理由は、天井を高くして水蒸気を室内に溜めないようにしているのですね。何故なら、温水プールは風呂と同じで雑菌が繁殖しやすい環境ですから、暖かい水蒸気を出来るだけ高い天井まで飛ばす事で、室内の衛生管理をしやすくしているからだそうです。

二つ目は、区営や市営などのプールに行くと、「サウナ」でなく「採暖室」があります。なぜこんなに低い温度なのか?とずっと疑っていました。私が行く温水プールの採暖室は60℃前後で、プールで冷えた体を温めたり、おしゃべりを楽しむ部屋です。冷えた体を温めるために作ったにしては、温度が少しぬるすぎます。しかし、60℃で15分も入っていれば、汗がジワリと出て体に良いことが分かってきました。実は、先ほど書きました石原結實先生の本にも、このように体を温めるのは良い方法だと書いてあり、水泳の仲間にもそのことをお話して、互いに泳いで採暖室で温まろうと励みになっています。

     腹八分目にする
後悔のトップ20の第4、5番目を見ると「腹八分目にする」「間食を控える」ことが出ています。甘いものが好きで間食もする私は、肥満体質ではなく、その一歩手前の体質で何とか踏み留まっています。食事の内容に注意することは、妻のおかげで十分に守られていますが、間食の習慣がなかなか止められず、夜の間食を止めるよう妻から何度も言われました。

今年の春に、健康保険組合からの1通のお知らせが来ました。人間ドックを含む特定健診を受けた人に『健康チャレンジ』とのお知らせです。メタボリックシンドロームではなくても、腹囲が基準を超えているので、「健康チャレンジ」をするようにとのお勧めです。日頃から、もう少し体重を減らした方が良いとの認識は十分に持っていましたので、保健指導を受けることにしました。チャレンジ目標として体重を1・5KG減らすこと、そのためには、間食を半分に減らすこと、週に3回の運動(ウオーキング、水泳、ストレッチ)を継続することにしたのです。

6か月間実行して目標を何とか達成。やれやれ!長い間続いていた夜の間食は無くなり、昼食は半分近くに減らしました。結果、摂取カロリーが減り体重も腹囲もぐっとしまり、今も継続しています。私たちは、カロリー摂取量が多すぎると言われ、年とともにカロリーを制限し、食事の調節が必要になってきます。いかにバランスを考えて食事をするか、体に良いものを積極的に食べることが問われるのです。

     健康の4要素
私たちが健康で過ごしていくための要素を考えてみると、
(イ)適度な運動、(ロ)正しい食事、(ハ)心の平安、(ニ)十分な睡眠 
が必要と言われています。

(イ)と(ロ)については、すでに“後悔のトップ20”の上位にあることを述べました。“後悔のトップ20”の第6位以下20位までを見ますと、(ハ)心の平安についての項目としては、ストレスの解消法を見つけておけばよかった/よく笑い、くよくよ悩まず過ごせばよかった/悩み事を相談できる相手を見つけておけばよかった、があがっています。(ニ)十分な睡眠については、日本人の平均睡眠時間を見ますと、それなりに休めているからでしょうか、睡眠時間が不足だったと言うような項目はありません。質と言う点から見れば、早寝早起きをすればよかった/不規則な生活をしなければよかったが該当するように思います。

総じて、シニアの方々の経験(本音)から言えば、健康の4要素にわたってバランスよく留意していく事を警告していると思われます。そんなにバランス良くと言われても、簡単に出来そうになく、今できることを精いっぱいやっていくしかありません。あの時ああしておけば良かった!?ということは、出来れば避けたいものではあります。あの時は最善の判断をしたはずが、人生を振り返る年齢になれば、あるいはその過ちに気づくかもしれません。最悪もまた最善に導かれるプロセスとも言うことが出来ます。「後悔は先に立たず」とは言いますが、今気が付いたその時に、心から悔い改めてやり直しても、決して遅いことはないと信じます。

「悔い改めにふさわしい行いをするように。」(使徒26:20 )

2012年11月16日    小坂圭吾