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小田原フラワーガーデン(梅まつり) |
突然のコロナ、インフルエンザ、風邪
冬になり突然襲ってきました。2年前の12月、突然夫婦共々新型コロナウイルスに感染し、ついにやられたかと思いました。人ごみを避けてはいたのですが、どこから感染したかは不明です。
続いて昨年12月、今度はインフルエンザに感染、記憶では10年余りかかった記憶がありません。
更に今年の2月、風邪にかかりました。これらの一連の流れを見て、加齢かなと思うとともに、コロナに感染すると相対的に免疫力が落ちるのかな?と自分勝手に推察しました。
最後の風邪は、疲れがたまっていたのでやられたなと思っています。この話をいつもの散髪屋のおかみさんに話すと、「コロナにかかり免疫が落ちたと言う人が多いようです!」と言われました。
ネットで調べてもそのような事実は出てきませんが、私にとっては、冬にはとにかく気をつけねばなるまいと自戒しています。
原因はあるはずだ!
毎日B6サイズの手帳を使って、スケジュールと簡単なメモ~~その日にやったことや健康上の”チョイ悪メモ”(赤字で記入)を記入しています。それをめくって、これらの原因を考えてみました。
最後の風邪もコロナもインフルエンザも、色々とやり過ぎて疲れがたまり、加齢もあって、免疫が落ちてきて感染したのかなと分析しました。あれやこれとやりすぎ、まだ若いと思って疲れを感じる感覚も鈍くなり、気が付けばダウンをしている。
高齢になると免疫力そして体力が落ちてくるもの。筋トレとウオーキングに励んでいますが、80歳前後から年相応の体のガタが来て、否むことができません。
モーセの働きを見ますと、80歳にして、エジプトで奴隷にされ苦しんでいる民族を救い出すように主から命じられ、想像を絶する試練の中、その使命を果たしました。よくぞあの歳であそこまでの働きが出来たなと思わされます。
ヨシュアは、85歳の時にモーセの後を継いだと考えられ、「年を老いたが、まだまだしなければならない仕事が残っている。」(ヨシュア記13:1 現代訳)と主から命じられ、驚くべき力を与えられ、その使命を成し遂げました。
聖霊によって、外なる人は衰えても内なる人は日々新しくされ、新しく生きる力をふんだんに受けて、若返って鷲のように力強く飛ぶことができたに違いありません。
後ろのものを忘れる
若い頃(50歳代まで?)は、疲れてダウンしても(風邪でも)1~2日で(あるいは一晩で)回復するぞと祈って寝る、すると翌朝は起きることが出来ました。
大学生の孫が、この冬何回か風邪にかかるもバイトを休めないので薬を飲んで熱を下げてバイトに行くと言っていました。若い時はそうであったなと思います。
ちなみに、大学生の孫は、月に数回ほど来てくれて、庭仕事、家の仕事を色々と手伝ってくれます。今までは、夫婦で出来たことが大変になり、孫の手を借りることにしたのです。
アルバイト代を出してやりますが、アルバイトを通して社会人としての大切なことを教えています。今は、二人目の孫が来ていますが、やがて3代目、4代目と続きますので、とても助かります。
現在の私は、今や風邪でも3日間いや5~7日間ほどかかり完治という具合です。過去の元気な頃のようにはいかないことは、それなりにわかっている!いえわかってないようです。
過去を振り返って、かつてはそのように出来ても、現在はそうではない!考え方を変える必要があります。
老いても~~恵みは尽きず
「老いては子に従え」~~その意味は「年をとったら子供の言うことを聞くのがよい」ですが、年をとったら我を張らず、何事も子に任せて従うのが良い、という高齢者のあり方を言い表したことわざです。
喜寿を過ぎた頃からそのように心がけてはいます。とはいえ、引退ではありませんが、年を重ねないと分からない事が、この人生にはたくさんあります。その意味では、高齢者の果たす役割も多くあると考えます。
過去に起こった全ての出来事は、良かったとは言えませんが、良い事、悪い事すべては、神さまの御手の中にあって起きたことだと認識しています。
更に言えば、あの失敗、つらかったことが、良い事に変えられていったことを忘れることができません。マイナスがプラスになる、年を重ねるとそのことが明らかに理解できるのです。
ばらばらに見える人生の断片が、意味を持ってつながってくる、これは素晴らしい恵みです。感謝に尽きません。
「~~~後ろのものを忘れ、前のものに向かって前進しており、~~~目標に目指して一心に走っている。」(ピリピ4:13~14 現代訳)
「若者の美しさは力であり、年寄りの美しさは、白髪である。」
(箴言20:29 現代訳)
2025年3月20日 小坂圭吾