2020年5月26日火曜日

今を生きる「新型コロナ・巣ごもり~できる事に着目して」

横浜港~山下公園

新型コロナ・巣ごもりが全国へ

4月7日に新型コロナウイルスに対する「緊急事態宣言」が発令されて、不要不急の外出を避けて、3密を減らす。その制限も徐々に解除されて、新しい生活スタイルを確立し慣れていかなければなりません。

これからも、コロナとの付き合いが長丁場になる可能性が大です。新しい生活様式を余儀なくされて、できるだけ楽しく過ごしたいのとの思いで、この2か月ほど色々と試みました。「~してはいけない」という禁止のことではなく、こうした注意をすればこれが出来るということに目を向けて取り組むことを考えました。

そうすれば、ストレスも少なくなります。インターネットを使うことは少し増えますが、運動不足にならないよう散歩は最大限に活用し、車はできるだけ使わず、バス・電車もうまくからめて環境にやさしくという生活スタイルです。

買い物&色々な用事とウオーキング

第1の工夫は、買い物や色々な用事(銀行、郵便局、ホームセンター等)のために、ウオーキングをからませて出かけます。行くべき所が多々あると、車を使って数か所を一度に済ませていた用事を、運動不足にならないようにできるだけ歩く。電車とバス・歩くことで用事と買い物をするのです。

すると、買い物&色々な用事そしてウオーキングコース(一部バス、電車)が、30分、1時間、長いと2時間コースと出来上がり実行です。横浜市内ではウオーキング用に設定された道が多くありますが、コロナ以前でも平日は人もまばらです。

もちろん、常にマスク等の感染症対策をキチンとしての行動です。小さいリュックサックを担いでの歩きですから、買い物をするにも良いのです。“ウォーキング”には、筋力・持久力の向上のための『インターバル速歩』があります。

「サッサカ歩き」と「ゆっくり歩き」を交互にやる~~筋肉に負荷をかけ「ややきつい」と感じる程度に3分間サッサカと速歩で歩き、3分間ユックリ息を整える歩きをするのです。

これを1セットとして、1日に5セット=30分間行う、分割しても効果があります。3分間速歩は、最近2分でも効果ありとのことで、これならば楽に出来ます。背筋を伸ばして目線は遠くを見て、かかとから着地し、歩幅は普段よりも大きめに、無理なく出来てお薦めです。

家の中でやれること、趣味

第2は、スポーツセンターに行けなくなり、どうしようかと思いついたのが、ユーチューブを使ってのラジオ体操&基本ストレッチ、実践ストレッチです。ラジオ体操が7分、基本ストレッチが8分、実践ストレッチが15分x3本あります。

全部やれば60分かかり、雨の日には、すべてやる事もありますが、天気が良ければ、ラジオ体操と基本ストレッチそしてウオーキングを主に運動をします。コロナが無ければ、これらをしばしば活用することは、無かったでしょう。ラジオ体操と基本ストレッチをやると、ヤル気にスイッチが入り、仕事のヤル気につながります。

第3は、庭いじり、野菜作りです。猫の額のような庭でも、土に触ることは、ほんとに気持ちの良いものです。土地をしっかり耕し、草取りをして、野菜の苗を植え育てる楽しさは、日に日に成長していく、収穫が手に入り、とても素晴らしい趣味かもしれません。

私の場合は、家人のお手伝いする程度ですが、このような時だからこそ、時間のゆとりもあって、かなり積極的になっています。「自給自足」とまではいかなくても、かなり色々と家庭菜園(10数種類)に励んでいます。適度な雨と暑さも絡んで、生育の早いのに驚かされます。


第4に、一人で家の中でも出来る趣味、人生100年時代を見据えて、5年前に、囲碁を習い始めました。高齢になっても出来、頭の体操にも良いのです。私の義父が囲碁5段くらい、実兄も中高年からやり始めたなと思い出し、一念発起し始めました。

良い本をあさり、教室に通い、囲碁クラブに入り、かなり力がつきましたが、初段に今一歩で伸び悩みです。そのようなとき新型コロナで巣ごもりとなり、まさにチャンスです。

色々な趣味の世界でかなりの腕前の人の話を聞くと「常に練習をしてないと、すぐに腕は落ちてくるよ!」と聞かされ、週に何回も碁石をもって、一歩一歩学んでいます。今年は、初段を突破するつもりです。

新型コロナの影響で、私たちの生活も変えざるを得ないのですが、今までの便利なものに頼ることを見直す時かもしれません。これからの私たちの生活は、きっと変わることでしょうが、自然と親しむ、自分の足で歩く、自分の手で作る、環境を重視することの素晴らしさを味わう生活、それこそが原点かもしれません。

2020年5月26日 小坂圭吾