横浜・山下公園~花壇展より~
春の選抜高校野球~山梨県勢が初めて甲子園優勝
今年95回目を迎えた選抜高校野球で山梨学院高校が初優勝し、山梨県勢として春夏を通じて甲子園で初めての優勝を果たしました。監督は吉田洸二監督、朝日新聞の“ひと”欄にこんな記事が掲載されていました。
彼は強豪私立の選任監督として山梨学院の監督に就任し、甲子園に春5回、夏5回も出場するも、最高で1勝止まり、なぜ勝てないのかを分析した。自分が采配を振るう映像を見返したら、小難しい顔をしていた。
これでは選手が固くなるのも当然である。かつての優勝経験を思い出し、わいわい楽しく、のびのびとやる、笑顔でやることに思いが至り、笑顔の野球にきりかえた。
「どんな時も、一番の応援団でいようと思った」と彼は語っています。確かに決勝で4回に2点を先取されても笑って選手をベンチに迎えている。5回に打者10人で7点を挙げて逆転をした。いつも笑顔の監督である。
失敗は成功の元といいますが、失敗には原因があり、それを是正するところに成功への道筋があるのです。
ゴルフは「ミスのゲーム」といわれる
私に出来るスポーツの一つがゴルフ(下手の横好き)です。一時中断するも、中高年になって少し熱を入れています。1日プレーをしますと約12,000歩くらいになり、大股で歩けばかなりの運動になります。
日ごろから歩くことやマシントレーニングに励み、体を鍛えることに心がけています。ナイスショットよりもミスショットの方が多いのがゴルフで、ショットのミスの影響を最小限に抑えて、リカバリーすることがゴルフの醍醐味です。
先月、4か月ぶりに本コースでプレーをしました。(寒いときはお休み)事前に少し練習も重ねて、ミスショットを打つも落胆するな、戦いはそこから始まると自分に言い聞かせてプレーです。
しかし、スタートから始まり3~4回もミスショットをしましたが、覚悟をして臨んだためリカバリーはそれなりに出来ました。
メンバーに恵まれて、一番良いリカバリーは拍手喝采を受けた忘れられないショットで、これだからゴルフはやめられないのです。帰宅後もこれらの失敗をどのように直すかの練習が始まります。
失敗をバネにして
私たちは、ちょっとした失敗や難しい事柄が起きることで、落胆したり、笑顔が消えて喜びを失ってしまいがちです。仕事、健康、経済的な問題、家族のこと、人間関係、教会のこと等々、失敗や問題らしいことは何も無いという日は、1年のうちにほとんどないかもしれません。
前向きに捉えれば、神に祈りをささげる願い、望みでいっぱいということです。自分の犯した失敗もあれば、他の人から降りかかってくる問題状況もあります。
先を読んでいくとこうなるかもしれないと、今から悩むこともあるかもしれません。この時、自分の心構えをどうしたらよいのか、どう問題解決していくのか、かなりの悩みどころです。
私は比較的楽天家の方でした。気持ちの切り替えが早く、「えい、もうこの問題は考えない。棚上げにする。」と決めると切り替えが出来た時もありました。
若い人の中には、このように出来る方をお見受けすることもあります。昨今は、なかなかそうはいかず、自分の心を自分でコントロールできません。
聖書の言葉にある「いつも喜び、絶えず祈り、すべてのこと感謝」と神の御心3点セットが浮かんできます。
「いつも喜ぶ」には、どんな状況にも揺り動かされない、生きる喜びを与えてくださる神さまにしっかりつながることです。絶えず、神様の近くを歩んでいくことです。
そのためには、「絶えず祈る」事が大切です。いのちの源である神さまから命と力を絶えずいただく祈りの生活です。祈りこそ創造主に対する私たちの態度であり、造られたものとしての信頼と服従があります。
それをしていくと、「すべてのこと感謝」につながります。神さまの恵みが分かってくると、すべての材料が感謝になるのです。
というのは、全ては神さまの支配下にあり、そのようになさったのも神様だからです。ですから、苦しみも危険も嫌なこと全てに対して、神様が益として下さるのです。
自分の心をコントロールできなくなった昨今、すべての失敗、困難、マイナスは、必ずプラスに変えられると聖書から教えられ、信じています。
困難な問題ほど、いや難しいからこそマイナスは必ずプラスに変えられていくと信仰体験によって、それをバネにして歩んでいく事を楽しみにしています。
2023年4月24日 小坂圭吾