箱根・強羅公園 |
先月末に、息子が仕事も一区切りついたのでゴルフをやろうと誘ってくれました。こんな猛暑に行くのは避けていましたが、せっかくなので涼しい所(御殿場)を探して行きました。
朝4時台に起きて5時過ぎに出発、私の住む横浜より5度位涼しいですね。13時にはプレー終了ですから、暑さはほとんど感じることなく、快適に過ごしました。
朝早く起きて出かけ、それまでの仕事疲れが両者それぞれにあり、楽しくとも疲れたなあという感じでした。
数日後に、どうも夏バテかなと思いました。体調は下り坂とわかり、次第に体がだるくて夏バテと理解しました。今までに、夏バテの経験は記憶にありません。
ともかくゆっくりとして、午前にも午後にも昼寝をしました。これは長引くかな?と思いながら数日ほど経過、何も悪い所はないが体がだるくやる気も出ない。何か対策?~あることを思い出しました。
やる気対策
かなり前の「NHK・ためしてガッテン!」を見た時に、人間の脳には、やる気を出すときに活発に働く「やる気スイッチ」があることを思い出したのです。
病気の場合はさておいて、普段どうもやる気が出ない‐‐‐そんな時にすぐに実践できるワザは、“ずばり体を動かす”ことです。
スポーツ心理学においても、呼吸が早まることで、「今、やる気が出ているかも!」と脳に錯覚させて、やる気がぐっとあがるというわけです。
ラジオ体操や筋トレをする、ただ力強いポーズをとるだけでも、「やる気スイッチ」は入ります。私は、今回は筋トレを20分そして庭仕事1時間をして、どうやらやる気、元気が復活しました。
“体を動かす”といえば、私がやるのは、筋トレ&ストレッチ、ウオーキング、庭仕事、ゴルフ、夏は水泳です。すべて足腰を鍛えながら、互いに補完しあって、楽しみながらやっているものです。
どれも一人で黙々とやれますが、そこに仲間がいれば、声をかけて一緒にやれば、更に楽しくなります。
何事も一緒の方がいい
ゴルフは、ウオーキングの延長であり、自然を愛でながら目標を持って出来るスポーツで、中高年にも健康に良いスポーツの一つです。
ゴルフの歩数を測りますと、約1.2万歩=約8キロメートル歩きます。ゆっくりでも出来るだけ大股で歩くようにして、プレーと会話を楽しむように努力しています。
10年ほど前、千葉県で開催されたPGAシニアツアーを観戦した時のことです。来場者は、平日ですからほとんど中高年の方々です。シニアツアーで4年連続賞金王の高橋勝成プロの組について観戦しました。
スタートしてすぐに、ある中高年のAさんと話が弾み、一緒にまわる事になりました。彼の家はゴルフ場から近いそうで、自転車でも行けるゴルフ場が5箇所くらいある由。 当初は、半分ほど観戦して昼食を食べて帰ろうと、考えていました。
入場料は、スポンサーの気前が良く60歳以上は無料、ゴルフクリップ&マ-カー等のお土産を頂きました。途中から、ご一緒にまわったAさんに刺激され、全て観戦しようと心を入れ換えました。
全部回るのに約5時間弱でしたが、一人では途中やめていたでしょう。観戦する人たちの中には、折りたたみイスやシートを持ち歩き、お昼近くになると、おにぎりを食べながら観戦です。
秋晴れの気持ちのよい日で、Aさんは、途中で腰を掛けることもなく歩きました。私にはかなりハードでしたが、Aさんとご一緒できたからこそ、最後まで観戦できました。
やる気につなげる
ゴルフの現地観戦は、プロのプレーを楽しみながら一緒に5時間、約10キロメートル歩くのですが、あまり他ではない観戦です。
途中で何度か腰を下ろしましたが、あれから10数年かなり足腰を鍛えています。実は、この20数年の間に何度かギックリ腰や腰痛等を経験しました。その頃は、腰痛予防の体操を毎日したものです。
突然腰痛になり、更に腰痛ではなく右足の太ももの裏辺りが痛くなりました。足腰全体をしっかり鍛えなければならないと感じ、体を鍛えるストレッチがよいのではと良い本を探して実践、3ヶ月もすると成果がはっきりと出て来ました。
それ以来、ストレッチに筋トレも加えて、長いウオーキングにも耐えられるようになりました。体を動かすことは、今やいくつかのメニュー―が出来ています。
身体と精神の疲れは出てきますので、絶えず体を動かすことに心がけ、その時の状況により色々と使い分けながら、やる気につなげています。
「私の主である神さまは私の力です。私の足を雌鹿の足のように強くして、高い所でもどこでも、行くことができるようにしてくださいます。」(ハバククの預言3:19 現代訳)
2023年8月14日 小坂圭吾