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| フジアザミ(富士山・須走口) |
私が30歳代後半の頃、伊豆半島の山中にある研修センターで人事研修を受けました。そこで「現在の心境を絵に描いて下さい」と言われ、自分の心境と、これからの人生のイメージを絵に描いたことを覚えています。
小学生の頃、岡山県主催の小学生写生大会で、花瓶の花を描いた絵が特選に選ばれ、表彰されたことがありました。しかし、それ以降、絵の才能は開花せず、この時に絵を描いた記憶がある程度です。
自分の人生を絵に描くとしたら、どんなイメージが浮かんでくるでしょうか? お祭り、ジェットコースター、サーカス、マラソン、旅……実に色々です。
私の記憶はあいまいですが、伊豆の山と海を描き、太陽が昇りつつある絵を描いたようです。天地の創造主をイメージしながら描こうとしたのだと思います。
私たちは、自分が描いている人生のイメージから大きな影響を受けています。人生をマラソンと見立てるなら「忍耐」が価値となり、お祭りと考えるなら「楽しむ」ことになるでしょう。
では、神さまは人生をどのように捉えているのでしょうか? 聖書では、たとえ(イメージ)として、「人生はテストであり、人生は預かりものである」と教えています。
人生はテストである
まずは「人生はテストの連続ですね」と笑顔でお話したいと思います。人生には、苦難や病気、災難、家族の思いがけない出来事などが次々と起こります。
それらを通して、神は私たちの品性、信仰、従順、愛、正直さを試しておられます。試されることによって人格は成長し、その真価が明らかになります。
歳を重ねるにつれて、テストを通してやっと分かってきたことがあります。青年期には考えもしなかったことが、高齢者になって初めて分かるのです。
人生は毎日がテストの連続です。その日を振り返り、感謝と失敗を思い起こすと、「あれはテストだったな」と気づき、「悪い癖が出たのだな!」と悔い改めの祈りをします。
先月、スポーツを二日連続でやり過ぎたことも原因となり、肩を痛めて五十肩になりました。加えて高熱が出て鼻の周りが腫れ、皮膚科を受診すると「丹毒ですね」と言われ、薬を処方してもらいました。
皮膚の痛みと腫れは早く治りましたが、五十肩は約50数日になります。癒された時点で、反省点をスケジュール日記帳に書くつもりです。
このテストは長く、痛みもあります。しかし、これも感謝だと受け止めています。色々と研究・工夫しながら癒されてくると、これもまた痛くとも楽しいものになりつつあります。
人生は預かりもの
次に「人生は預かりものである」ということです。私たちの時間、知性、人間関係、財産、機会などは、神から預かり、大切に管理するよう任されている賜物です。
その根底には、「万物の所有者は神である」という認識があります。
「全地とそこにあるもの、世界とそこに住む人は皆、主のものである。」
(詩編24:1 現代訳)
この地上で私たちが所有しているものは一つもなく、神さまから一時的に預かっているにすぎません。
この考え方について、なかなか、その通りですとは言えない自分がありましたが、ある時、やっと吹っ切れたことがあります。
この地上では、実に多くのものを神から預かっています。人生を終える時、任されていたものをどのように扱ってきたかが問われます。ですから、心を込めて大切に扱いたいものです。
最大の預かりものは何?
神さまから預かり、テストの題材とされているものに「お金」があります。多くの人にとって、お金は大きなテストになり得ます。
献金について教えられ、学生時代から1/10献金を実行して今日に至っています。実行する中で、これは神さまからの預かりものであり、かつテストでもあると理解できました。
第一の人生から第二の人生に入り、聖書のミニストリーをするようになった時、このことを強く思わされ、お金の運用には賢くありたいと思いました。
お金の使い方と霊的な生活にはつながりがあります。お金(この世の富)をどう管理するかによって、霊的祝福(本当の富)をどれだけ任せていただけるかが決まるのです。
人生はテストであり、預かりものです。私たちに多くのものを与えておられるなら、それだけ多くの責任が期待されているのです。
「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任されたものは、さらに多く要求される。」(ルカ12:48 聖書協会共同訳)
2026年9月18日 小坂圭吾
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