クリスマスシーズンを迎え、パイプオルガンのある教会に出席する機会があり、讃美歌を皆さんとご一緒に大きな声で思いっきり賛美しました。讃美歌の世代に育った者にとって、パイプオルガンに合わせての賛美歌は、何と喜びの賛美となることでしょうか!
天の父なる神さま。
今年もクリスマスをありがとうございます。心のまんなかに創造主、救い主をお迎えします。
あなたの温かい顧みに感謝し、喜びのわかちあいをさせてください。
どうか、この地に御心がなりますようにお祈りいたします。
ロゴス出版社
パーパス・ドリブン・ミニストリーは、2004年5月にPDJを設立しスタートをしました。「この仕事は、いつまで続けることになるだろうか?」と発足してまもなくスタッフと話し合ったことがあります。「最低でも5年、ひと仕事やり遂げるとなれば、10年は必要だろう。そうでなければ、日本に土着することはできない。いつか聖書も手掛けることが出来れば良いのだが」と話し合いました。
今年の始め、「神」を「創造主」と訳した日本で初めての聖書『創造主訳聖書』を発行すべく、はからずも、PDJの兄弟会社“ロゴス出版社”を設立することになり、4月に『創造主訳聖書』(現代訳聖書が底本)を刊行しました。パーパス・ドリブン・ミニストリーを通して文書伝道の働きに関わり、この分野での宣教において、わずかではありますが経験を積んできましたが、そのような経験を「創造主訳聖書刊行会」の皆さまにご支持いただくこととなり、『創造主訳聖書』の発行をお引き受けすることになりました。PDJも含めてここまで10年にわたり継続できましたことを、心から主に感謝している次第です。
キリスト教信仰の土台
この10年間にわたるPDJの働きとしては、『人生を導く5つの目的』を始め、下記の6シリーズ19点の書籍・教材を刊行してきました。
①「目的の40日」シリーズ(6点)
②「セレブレイト・リカバリー」シリーズ(3点)
③「リック&ケイ・ウォレン・メッセージ」シリーズ(3点)
④「クリスチャンライフ」シリーズ(4点)
④「クリスチャンライフ」シリーズ(4点)
⑤「コミュニティの40日」シリーズ(2点)
⑥「健康な教会」シリーズ(1点)
多くの教会で用いてくださっていることを心から感謝申し上げます。
これらの書籍・教材の聖書的基盤となる“キリスト教のコンセプト”、これをわかりやすく解説した書籍を来年の初めに刊行いたします。タイトルは、『キリスト教信仰の土台~人生をささえる聖書の学び』で、構成は上下巻の2巻です。著者は、長年サドルバック教会で礼拝説教や信徒教育を担当してこられたトム・ホラディ師とケイ・ウォレン(リック・ウォレン夫人)師のお二人です。信仰生活においては、デボーションなどの日々の聖書の学びと祈りが基本ですが、本書は、そのような日々の信仰生活をささえる聖書の学びです。
キリスト教の中心コンセプトをわかりやすく解説するだけでなく、聖書の真理が、仕事、家庭、人間関係など、具体的な人生の側面で生きた力になることを願って書かれました。サドルバック教会で10年にわたり使用され練り上げられ、全米キリスト教最優秀図書賞をも受賞した書籍ですので、教会での学びやスモールグループでの学びに是非ご活用いただけたらと願っています。
10年の歳月を経過し、これを土台にして次の10年をどのように展開していくのか?私たちの知恵だけで出来るすべもありません。主なる神様が起こして下さったミニストリーですので、これからも良きに導いて下さることを信じ、着実な次の10年を歩んでいければと願っております。これから寒さも厳しくなる折、皆さまもクリスマスシーズンで色々とお忙しいこともあり、心身共に主に守られて過ごされますようにお祈りいたします。
2013年待降節に
パーパス・ドリブン・ジャパン(PDJ)/ロゴス出版社代表 小坂圭吾