光通信に変更する
先日、通信会社K社のある営業マンが突然訪問してきました。要件は、今までの電話料金、携帯電話料金、プロバイダー料金をK社に一括統合して光通信に変更する、料金は高くならないというものでした。
話を10分あまり聞いて、「回線スピードが速くなり、料金も一緒とは良い話だね。ADSLから光回線に変えましょう。」と契約をしました。その時に営業マン曰く!「よくぞ、忍耐強く今日まで待たれましたね!」
「そうだね。この数年、光通信に変えませんか?とN社の人が十数回も売り込みの電話をしてきたね。現在使っている回線スピードで困っていないので、料金が高くなるだけだから、全てお断りしたよ。」
話を10分あまり聞いて、「回線スピードが速くなり、料金も一緒とは良い話だね。ADSLから光回線に変えましょう。」と契約をしました。その時に営業マン曰く!「よくぞ、忍耐強く今日まで待たれましたね!」
「そうだね。この数年、光通信に変えませんか?とN社の人が十数回も売り込みの電話をしてきたね。現在使っている回線スピードで困っていないので、料金が高くなるだけだから、全てお断りしたよ。」
最初の回線からADSLになり、今や光通信の時代です。そのうちに、今までと同じ料金以下で光回線が使えるときが来るだろうと予測していました。今週その工事があり、4月から少し通信スピードが安定して早くなるようです。
一カ所を掘り続ける
一カ所を掘り続ける
忍耐強いと言えば、アメリカのサドルバック教会が、神様から教えられ実践してきた“健康な教会形成”の取り組みです。“健康になるための聖書的原則”を追求し実践していく、そのために原則、手順、実施方法を見出し、テストし、適用、改善をすることに15年もの日時を費やしてきた情熱です。
当事者の方々は、忍耐と思って続けたわけではありませんが、結果として、忍耐強い取り組みであったのです。この聖書的な原則は、これまでも日本の多くの教会がある意味で実践をしてきたことを深く掘り下げ、集大成されたものとも言えるでしょうか。
「5つの目的が教会を動かす」(リック・ウオレン著、いのちのことば社)の序章には、これらの事が書かれており、一か所を掘り続けてきたことが良くわかります。
当事者の方々は、忍耐と思って続けたわけではありませんが、結果として、忍耐強い取り組みであったのです。この聖書的な原則は、これまでも日本の多くの教会がある意味で実践をしてきたことを深く掘り下げ、集大成されたものとも言えるでしょうか。
「5つの目的が教会を動かす」(リック・ウオレン著、いのちのことば社)の序章には、これらの事が書かれており、一か所を掘り続けてきたことが良くわかります。
私たちパーパス・ドリブン・ジャパン(PDJ)も2004年5月に設立して、“健康な教会形成”ミニストリーの一翼を担って歩んできました。このミニストリーが日本に根付くには、10年は必要であろう、いや20年、30年それ以上の歳月が必要なのかもしれません。
日本の中で実践され、土壌に消化され定着するには、まだまだと思いながら、一カ所を掘り続けて感謝な丸10年が経過です。
日本の中で実践され、土壌に消化され定着するには、まだまだと思いながら、一カ所を掘り続けて感謝な丸10年が経過です。
何か新しいもの
“一カ所を掘り続ける”それは「継続は力なり」とも言い換えることもできます。この言葉の中でいつも考えていることは、“何か新しいもの(Something New)”との考えを持ちながら取り組んでいます。ただ新しければ良いのではなく、軸は何かを見ながらぶれないで何か新しいもの、良いものを見つけ出していく事です。
“健康な教会形成”という一つの穴を掘り続けていますと、日本という土壌に対して、これはうまくいくがここは難しいかな、こうすればよいのかなと何か良いものが感じられて来ます。それは、地域教会という現場を扱っている方々が、いちばん良く知っておられることでしょう。日本と言えでも、地域に拠っての穴の掘り方もまた違うのではないかと思います。
最近、囲碁を復活させ(?)習い始めています。定石と言われることを色々と復習し、いざ相手との手合わせをするとなかなかうまくいきません。相手は、定石通りには打ってこないからです。
定石について本質がまだ十分理解できてないということです。やはりその本質をしっかりつかむには、穴を掘り続けていく、学び習い続けていく必要があります。
定石について本質がまだ十分理解できてないということです。やはりその本質をしっかりつかむには、穴を掘り続けていく、学び習い続けていく必要があります。
教会が健康になる準備をし、神さまが良い波を創り続けておられることにうまく乗るには、忍耐強く掘り続けることです。一途に、同じ場所を掘り続けて行けば、大きな喜びを見出すことが出来る、それだけは確かなことだと思います。
2015年3月30日 小坂圭吾