| 日本全国一周(師走の秋田・田沢湖) |
毎年の目標として「旅行&ドライブを楽しむ」と掲げ、長く続けています。旅行が好きになったのは、学生時代、故郷に帰るときに、いろいろなルートを考えて旅をしたことがきっかけでした。
仕事で出張したときも、仕事が終わると周辺を散策し、家族旅行もしばしば計画しました。気がつけば、日本全国を一周~都道府県単位で数えると47~1道1都2府43県です。
私の「全国一周」の定義(?)は、その県を通過するだけではなく、その土地の意味のある所、名所を訪ねることです。北海道は広いので4回に分けて訪問し、少なくとも50地域を旅行したことになります。
今から約15年前の師走、山形から秋田へ旅行しましたが、5年ぶりの大雪に見舞われ、50~60cmの積雪でした。しばらく雪らしい雪を見たことがなく、素晴らしい雪景色を満喫しました。
旅の道連れの方から、「全国一周達成ですね。大雪で忘れられない思い出ですね」と言われたことを、今でも覚えています。全国一周したからといって、それほど特別な意味があるわけではありません。
しかし、北海道から沖縄まで、実際に見て、聞いて、感じ、味わって得たものは少なくありません。だからこそ、「旅は本当にいいですね」と申し上げたいのです。
忍耐して待つ
「日本全国を旅行する」という目標を立ててから、あることに気がつきました。それは、「これをやり抜くぞ!」と構えるより、「ぜひこうしたいが、時があるので、自然体でやっていこう」という姿勢です。
若い時とは違い、年を重ねるにつれて、「物事には時がある」ということを少しずつわきまえるようになりました。これは旅行だけではなく、ブログや講演などの原稿を書くときにも同じです。
ネタはあるのに、書いてみるとなぜか納得がいかない。そんなとき、数日、あるいは1週間ほど寝かせて待っていると、良いアイデアがふっと浮かんでくるのです。
このブログも、最初に書いたものに納得がいかず、数日置いてから「よし、書き直そう」と思い、こうして書き直しています。「忍耐して待つ」ことの大切さを、あらためて感じています。
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| サルスベリ(百日紅~100日前後花が咲く) |
旅のポイント
全国を旅して振り返ってみますと、最初の頃は、とにかく新しい所、興味のある所に心が引かれて出かけたものです。
しだいに、素晴らしい景色、歴史的に価値のある所、そして温泉を求めて行くようになりました。振り返れば、私の旅のポイントは、大自然と歴史と温泉の三つだったように思います。
グルメを目的にすることはあまりありません。宿のおいしい食事も大切ですが、私にとっては、この三つの方が重要だったのです。
若い時は、旅をすること自体で満足し、中年以降になると、「何が良かったのか」を振り返るようになりました。心が満たされ、どのように元気が与えられたかを考えるようになったのだと思います。
全国一周を成し遂げてからは、新しい所を探すよりも、これまで良かった所、思い出のある所をもう一度訪ねることが多くなりました。何日間も宿泊する旅行ではなく、日帰りや1泊2日が中心です。
これからの旅
これからは、目的を絞った旅もしてみたいと思います。今まで多くのお城を訪問しましたが、城を聖書的な視点から見て、そこに生きた城主たちの人生をたどってみる。
キリシタン大名の城について、その観点から城や城主を見てみる。現存天守12城を訪ねる旅も、一つの題材になりそうです。
一方では、気に入った所にゆっくり宿泊して、「心のバケツ」を霊的に満たす静かな旅もいいかなと思います。これまであまりやらなかった旅ですが、そのような旅も大切なものです。
旅に出ると、普段とは違う景色に出会い、新しい発見があります。そして何よりも、心がリフレッシュされ、明日への元気が与えられます。
これからは、ただ遠くへ行くだけではなく、自然や歴史に触れ、お城を訪ね、そこに生きた人々の人生を考え、聖書を通して新しい発見をする。そんな旅をしてみたいと思います。聖書には、こうあります。
「しかし、主を待ち望む者は新たな力を得、鷲のように翼を広げて舞い上がる。走っても弱ることがなく、歩いても疲れることはない。」
(イザヤ書40章31節 聖書協会共同訳)
旅によって心に元気をいただき、そして主を待ち望むことによって新しい力をいただく。そんな旅を、これからも楽しんでいきたいと思います。
2026年8月21日 小坂圭吾
